もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

霊ロラの指標を考える②

本日も頑張って更新です。明日は予定がありますのでお休みですかね。連続記録が途絶えてしまいました。

ちなみに毎日の閲覧数は250をやや超えるくらいでしょうか。この記事↓をきっかけに倍くらいになりました。

人狼ゲームのガチ勢とエンジョイ勢について - もるブログ(ひたすら人狼論)

多くの方に閲覧していただけてありがたい限りです。

さて本日は昨日の続きとなります。

 

 

オープンドアイテムとクローズドアイテム(昨日のおさらい)

昨日の記事はこちらになります。

霊ロラの指標を考える① - もるブログ(ひたすら人狼論)

また,昨日の記事でオープンドアイテムとクローズドアイテムというものを紹介しました。おさらいとして定義を載せておきます。この言葉についてお褒めの言葉を頂けたのでご機嫌です。

オープンドアイテム
役職による結果やCO数、夜の襲撃の結果など。ログを書いた時に残る考察要素。
 
クローズドアイテム
挙動や発言内容、誰に投票したか、何番目に投票したかなど、ログを書いた時に残らない考察要素。
 
このオープンドアイテムとクローズドアイテムですが,村にいるプレイヤーの好みでもどちらを重要視されるかが変わります。一般的にはオープンドアイテムの方が優先されます。こちらの方が確実なのは間違いないですからね。人によってはクローズドアイテムの方は全く信じないという人もいるかもしれません。しかし,それでもクローズドアイテムが人狼ゲームにおいて重要な意味を持つことは否定できないと思います。
 
実際のゲームで比較。そして霊ロラとの関係
例えばネット人狼の一つの例として『人狼オンラインX』のルールでオープンドアイテムとクローズドアイテムはどうであるか検証してみます。
 
人狼オンラインX』
クローズドアイテム関連要素例
環境
ネット人狼
投票
投票先開示なし
 
やはり,投票先がわからない点や相手の顔や声がわからない点などで得られるクローズドアイテム数が少ないと言えるでしょう。
 
オープンドアイテム関連要素例
人数
15人
役職数
少なめ
預言者
初日占いなし
騎士
連続ガードあり
 
オープンドアイテム数のマイナス要素は初日占いもなしです。プラス要素は騎士の連続ガードと人数の多さでしょうか。そのためオープンドアイテム数は普通と言ったところでしょうか。しかし,クローズドアイテムが圧倒的に少ないため霊ロラは有効であると言えるでしょう。狼同士のチャットもありますしね。
 
『対面多人数村』
イメージとしては17人くらいで行う村をイメージしてください。第三陣営入りの内通あり,初日占い有りといったところです。狐も初日に溶けますね。
 
クローズドアイテム関連要素例
環境
対面人狼
投票
順番投票
 
クローズドアイテム数は多めですね、やはり対面なので挙動や発言から拾える情報も多いでしょう。
オープンドアイテム関連要素例
人数
17人
役職数
多め
預言者
初日占い有
騎士
連続ガードあり
 
役職盛りだくさんでオ-プンドアイテム数がかなり多いです。つまり,クローズドアイテム数が多かったとしてもオープンドアイテムの情報量に追いつくことができないのです。この場合,単純にオープンドアイテムの思考要素を省略できるセオリー的な進行が強くなるのです。
 
TLPTルールと霊ロラ
最後にTLPTルールです。
 
『TLPT』
クローズドアイテム関連要素例
環境
対面人狼
投票
挙手性自由投票
 
オープンドアイテム関連要素例
人数
13人
役職数
少なめ
預言者
初日白通知
騎士
連続ガードなし
 
ここまで来たらもう皆さんもお分かりだと思いますが,TLPTルールはクローズドアイテムにかなり特化しています。これは舞台という特性を考えた上で,役者を魅せるという目的において非常に合理的であるといえます。そして,舞台に上がっているのは役者さんです。役者さんはクローズドアイテムの魅せ方のスペシャリストでもあります。つまり,TLPTはクローズドアイテムを中心とする人狼を楽しむのに最も適したイベントであると言えます。好みはあると思いますが私は大好きです。(最近行けてないですが。)
TLPTのログ結果だけを見たとき『なんで霊ロラしないんだ!』と思うこともあるかと思います。でもそれは舞台上の役者さんのクローズドアイテムを使った殴り合いがあったからでしょう。ログからは伝わらない概念です。
 
最後に昨日載せた結論を再び載せます。
私はTLPTルールにおける霊ロラは有効な手の1つであることは間違いないですが、他のルールと比較した場合、霊ロラの価値は相対的にあまり高くはない。
 
長くなりましたが以上です。長いっ
 
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