もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

村騙り

 お久しぶりですもるです。一週間が流れるのが早いです。ちょっと書かないだけであっという間に一週間です。このままだと「おしおブログ」になってしまいそうですね。

さて今日は『村騙り』についてです。あれ似たような話題書いたことある?

村騙りはただの嘘つきにすぎない。

相変わらずTLPTルールでの話です。皆さんも村騙りをやったことがありませんか?よくある例は霊媒の結果騙りや村人での狩人騙りでしょうか?

村騙りってハマったら気持ち良いですよね。狼の虚をつくのは非常に快感です。でもその前に重要なことを忘れてはいませんか?村騙りで一番騙されるのは狼陣営でなく,村陣営です。基本的には狼陣営の方が情報が多いです。村騙りを気づけるのは村人ではなく狼の方が間違いなく早いです。また,村騙りに気づいた狼はそれを利用してきます。気づけば村は大混乱に・・・ってこともあり得ます。

過去にこんな例に出くわしました。初日から狩人騙りをしていた村人が4日目に撤回をしました。そしてその村人は以下のような主張をしました。

『私は初日から狩人を騙っていた。一人しかでてない狩人に疑いを向けてきたから○○さんは怪しい。』

はっきり言ってそれは違います。その方の騙りは明らかに騙りとわかるような挙動と言動であり,疑われて当然でした。そして人狼ゲームは嘘つきを探すゲームです。つまり,村騙りはただの嘘つきに過ぎないため,人狼と同様に疑われる対象であることには変わりないのです。

ちなみにその人の狩人騙りの成果は以下のものです。

・真狩人が我慢できずに初日にその人に投票してしまい,狼にバレ初日に抜かれる。

・騙りを続けてる間は疑われ続け議論が発展しない

・4日目に撤回して村に吊り縄を使わせる。

・その人自身が『自分のことを疑ってきたから怪しい』と疑いを向けていた人も結局村人。

当然,人狼の勝利です。半分ゲームが崩壊していました。

村騙りをする前にまず自分に与えられたカードで十分に戦えるようになるのが先ではないでしょうか?

村騙りはおうちに帰るまでが村騙りです。

村騙りがNGというわけではありません。私も場面次第ではやります。でも村騙りを行う際には絶対に必要なものがあります。それは自分の行動に納得のできる説明ができることです。村騙りをしといても満足の回収ができなければそれは怪しいだけであり,処刑の第一候補です。村としては人外が一人増えたようなものです。村騙りだけに限らず,奇策を行う際にはやはり他のプレーヤーに納得できる理由を説明できたほうがいいですよね。奇をてらうのは結構ですが,それに一番被害に合うのは狼ではなく村人です。チャレンジするのは結構ですが,それ相応の対応の準備をしておく必要があることは忘れないでください。

村騙りは基本的にはハイリスクノーリターンです。その動きは村人を苦しめてはいませんか?議論時間を無駄にしてはいませんか?

村騙りをしてしまった際には責任持って回収しましょう。

 

もる