もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

夏休み企画 『ケミ小説 最終話 -最後の処刑者-』

もるです。全4回に渡ってもるの厨二病をさらしてきたわけですが,これが動画化されるって感動ですよね。

ちなみにOPもEDも名曲ですので良かったら聞いてほしいな!

というわけで最終話始まります~

 

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コケコッコー

 

もる『朝だよ!今日の襲撃者は誰かな!』

 

そごみつ「そごみついまーす」

 

いちえ「いちえいまーす」

 

あさい「あさいいまーす。まるもいまーす」

 

まる「先言われちゃった!」

 

あじあじーいまーす」

 

アノマリーアノマリーでーす」

 

あいり「あいりだよ♪」

 

ちゃんはる「ちゃんはる生きたーーー!」

 

そごみつ「ということは…」

 

もる『そうです。襲撃されたのはようさんっ。さあ皆楽しい楽しい探索タイムの始まりだ!』

 

そごみつ「今日は俺が部屋を見つけました。おしおっちが使ってたという自室ですね」

 

ちゃんはる「すごい!」

 

あさい「大物がありそうな予感」

 

あいり「行こう!」

 

そごみつ「今回は皆で行きましょう。ようタカムラの部屋には何もないと思うんですよね。断定はできないですが」

 

アノマリー「どういうことです?」

 

そごみつ「なんとなくですが、内定者の1人の目処がついてます。」

 

いちえ「マジで!」

 

あさい「だれだれ!?」

 

そごみつ「とりあえずおしおっちの自室にいこうか。話はそのあとかな。」

 

あいり「気になる!」

 

あじ「とりあえず早くいこう!」

 

───そして、一行はおしおっちの自室へ

 

まる「なにもないですね…」

 

ちゃんはる「なんか一枚の紙切れがあるよ!」

 

あさい「読んでみよう!」

 

いちえ「館の謎がわかるかも!」

 

あいり「早く早く!」

 

そごみつ「読みますね」

 

おしおメモ

 

───────────────

冷静になったんだけど、人の記憶をどうかするって良くないことだと思いました。

実験は成功したけど、タウンさんにもちーさんにも迷惑かけちゃったなぁ。マシンのリカバリー機能で二人とも戻せてよかった。テンション上がって作ってしまったなぁ。でも作ったマシンはもったいないからこのままにしとこう。もるさんには話したけど、問題ないでしょ。

思い直したんですよ。やっぱり人狼は楽しいなぁって。初心に帰れば、人狼から全て始まってる訳だしね。道を踏み外すとこだった。危ない危ない。

というわけで頭冷やすためにおしお旅にでも出掛けようかなぁ。北陸あたりにポケモンでも捕まえに行こうかな。

その前に映画見てマーシャドーもらおう

 

そごみつ「ここで終わってる…」

 

まる「マーシャドーってなに?」

 

よう「新しいポケモンです」

 

あいり「これで今回の黒幕がはっきりしたね。やっぱりもるさんだ」

 

あさい「おしおさんが館にいない理由もわかった。ポケモン探しに行ってる」

 

まる「どういうこと!?」

 

あじ「そして、そごみつさん。内通者って誰です」

 

そごみつ「大広間に戻って話しましょう」

【大広間】

 

ちゃんはる「それで内通者だれー!?」

 

あいり「だれー!?」

 

まる「俺じゃないです!」

 

そごみつ「まるさんがどうかはわからないけど、1人は合ってると思う」

 

そごみつ「なんとなくだけど、主催者は俺らに目的を教えたがってると思うんですよね。だとしたらその目的を探す最初のきっかけはなんだったか。それはユウさんの【キオクケサレタ】の文字。あの文字はゆりさんからユウさん本人のものと確認されました。」

 

そごみつ「そして、他の人からはそのような文字が発見されてない。これだけ皆が探してるんだからもう必要ないとは思うんだけど。」

 

いちえ「つまり?」

 

そごみつ「つまり内通者の1人はユウさん。もるさんが遅刻したちゃんはるへの説明役をユウさんに任せたのも納得できる」

 

あさい「そうか。しってるから説明聞く必要ないからか」

 

そごみつ「あくまで仮定だけどね」

 

あいり「確かにしっくりは来る」

 

そごみつ「もるさーん!これはゲームとは関係ないから合ってたら教えてもらってもいいんじゃない」

 

もる『呼ばれて飛びでてなんとやら!』

 

もる『さて、内通者の件だけど、どうしようかな。あんまりゲームに左右するのが嫌なんだけど…まぁでもこれは大丈夫か。1人はユウさんで正解。ユウさんに甘えすぎたか。でも初日処刑とかそういうのは全く関係なく、ゲーム独自のものだから安心して。ユウさんも思想支持者の1人なんよ』

 

そごみつ「思想支持者とは?」

 

もる『今日はここまでかな。大丈夫人狼を、続けることで全てが見えるはず。昨日も言ったけど、今日は人狼を全力で楽しむことをオススメするよ!というわけで、議論をそろそろ始めようかな。長くなってきたね。では、5日目の議論…スタート!!』

 

いちえ「議論始まっちゃった…」

 

ちゃんはる「タカムラは白だよ!」

 

あじ「さて、まるさん視点の内訳を聞いてもいいですか。」

 

まる「ゆりさん狩人。タカムラさん人狼、あんどーさん真、ようさん狂人、ちゃんはるが天狗?」

 

ちゃんはる「はるか真だしぃ」

 

そごみつ「まるさんの投票洗って見ましょうか」

 

あいり「いいねそれ。特に初日と2日目のグレランかな」

 

いちえ「三日目と四日目はほとんど投票先決まってたもんね。一応確認だけど、今日はまるさん投票でいいの?」

 

あさい「私死ぬじゃーん!」

 

そごみつ「別に1日残してグレー行くこともできるな…」

 

あじ「いや、それやってもちゃんはるさんかアノマリーさん噛まれて結局同じですよね」

 

そごみつ「そうだなぁ。うーん…」

 

アノマリー「とりあえず早く投票確認しようよ!」

 

あさい「恋人だったから覚えてるけど、初日はあいりさんに4票目、この時ユウさんは3票、そのあと3票連続でユウさんに入ってる。2日目はあんどーさんの白先のあじさんに1票目わりと序盤から中盤くらいの投票」

 

あいり「今思うとめっちゃ危なかったじゃん私!」

 

いちえ「単純に考えると二人は白いのかな」

 

アノマリー「でも白先のあじさんが死ぬとは思えなかったから、この投票は逆に怪しいかも」

 

あじ「え、なんでそーなるの!?」

 

アノマリー「あくまで可能性の話です」

 

まる「議論の前提が俺が人狼になってないですか!」

 

あさい「もう私全然悪くないのに今日死にそうだ!全力で推理する!初日はなんとなくあいりさん疑ってたけど、まるさんの投票でない気がしてきた。あじさんは普通にある位置。あんどーさんに囲われてるし。というかいちえみつは村だと思っちゃってるんだよなぁ…」

 

いちえ「そういえば忘れてたけど柴犬は誰だったんだ。もういないのかな」

 

ちゃんはる「はるかの天狗飛ばしてくれてありがとーーー!!」

 

あじ「いたとしても多分人外だからもう出れないと思います…」

 

アノマリー「まるさんはもう諦めてます?」

 

まる「諦めてないし!吊られてもいいけど、マジでちゃんはるに負けますよ人狼さん。この村ちゃんはる吊る気ないですよ。」

 

あいり「うーん。吊らないかな。真決め打っちゃってる」

 

いちえ「吊らないね」

 

まる「絶対やばいって!」

 

そごみつ「確かにまるさん視点相当やばい」

 

まる「だって、俺を吊るための噛みじゃないですか!?ようさんが他に噛まれた理由ありますか?」

 

いちえ「LW探されるより噛みを優先したんでは?」

 

あじ「噛む理由はありますね」

 

────その時大広間の扉が勢い良く開いた。

 

しゃけ「皆ー♪今日のご飯はバーベキューだよー!!新鮮海の幸とか仕入れました!」

 

ちゃんはる「バーベキュー!!」

 

あさい「うには!?」

 

しゃけ「あさいさんのために用意しました♪焼き雲丹にできますよ!」

 

あさい「天才!!」

 

あじ「一旦ごはんかな」

 

──────そうして皆はバーベキューを楽しんだ。

それこそ時間を忘れるように、焼いて、食べて、笑った。

あさいさんも満足そうに雲丹を堪能した。大粒の雲丹は甘みもあり、とても満足いくものであった。

 

────そして投票の時間がやってきた

 

もる『いつもより長いご飯だったね!では投票を始めます』

 

あじ「まるさん…」

 

ちゃんはる「あさいさんごめん…まるさん」

 

いちえ「そうだよね…まるさん」

 

あいり「避けられないか…まるさん」

 

アノマリー「まるさん!」

 

あさい「いいよ。しょうがない。まるさん」

 

まる「しんみりムードだけど、違いますからね!っともう手遅れか。ちゃんはるに投票」

 

そごみつ「…すまん。まるさん」

 

もる『というわけでまるさん7票、ちゃんはる1票で、今日の処刑はまるさんだ!』

 

まる「ちゃんはるを!ちゃんはるを絶対吊って下さい!マジで!」

 

もる『そしてあさいさんも退場だ!』

 

あさい「バカーーー!」

 

もる『そして村に恐ろしい夜がやってきます。皆さんおやすみなさい。どうぞ皆さんお部屋の方へ』

 

コッケコッコー

 

もる『おまいら朝ですよー』

 

【大広間】

 

あいり「完全にモノ○マなんですけ ど」

 

そごみつ「ツッコミ役があいりさんに移ったかな」

 

いちえ「いちえいまーす」

 

あじあじー」

 

アノマリー「アノマリイィィィ」

 

いちえ「ちゃんはる噛まれた!?」

 

もる『今日の襲撃者はルームの天使ことちゃんはるでーす。さて皆楽しい楽しい探索タイムの時間だよー』

 

いちえ「探索タイムったってねぇ。今日なにか部屋とか見つけた人いる?」

 

シーン

 

そごみつ「とりあえずこれまで集めた情報をまとめようか」

 

あいり「・おしおっちの研究成果は2つ。一時的に記憶を無くす試作品、効果のわからない完成品

・なぜだか謝られてるまるさん

・トンネルは崩れてる

・おしおっちはポケモン探しの旅へ。機械の存在はもるさんに伝えた

・内通者は二人 思想支持者?」

 

あじ「あとは…

・恐らく黒幕はもるさん

・内通者の1人はユウさん

・目的を推理させるための探索タイム?

・ユウさんメモ【キオクケサレタ】」

 

いちえ「記憶を一時的に全部無くす機械が失敗だと言っているので目的は【記憶を全部なくすこと】では無さそうだよね。」

 

アノマリー「一部の記憶ってなんだ!?俺が冷えピタだけの存在を忘れるってことかい!?」

 

あじ「いやさすがにそれは違うんじゃ…」

 

そごみつ「!?いや、あながち間違いじゃないかもしれないですよ」

 

あいり「え、冷えピタ?」

 

そごみつ「冷えピタではないですけど」

 

そごみつ「冷えピタじゃなくて、ここにいる皆が共有しているもの」

 

あいり「でも謝られてるのまるさんだけだよ?」

 

あじ「ここにいる皆が共有してて…まるさんだけが忘れたら困るもの…」

 

アノマリー「そんなものってある?」

 

いちえ「…わかった!!あるじゃん!!」

 

いちえ「【人狼ゲーム】じゃない!?だって、皆の共通点ってこれしかないし、まるさんが【人狼ゲーム】を忘れたら、無職になるよ」

 

そごみつ「合ってる…かもしれない!もるさんが『人狼ゲームを楽しんだ方がいい』ってしきりに言ってたのはそれか!」

 

あいり「え、なに人狼ゲームだけ忘れる機械とかおしおっち開発したの?すごくね?」

 

アノマリー「でもなんでそんなことを」

 

もる『【人狼ゲーム】って今の皆さんに必要ですかね。』

 

そごみつ「!?もるさん?」

 

あじ「黒幕きたーーーってことは合ってた?」

 

もる『確かに皆を出会わせたものって【人狼ゲーム】だと思うんですよ。でも皆の繋がりが出来てからは【人狼ゲーム】の役目はもう終わったと思うんですよね。霊ロラの賛否、指定吊り、エンジョイ勢とロジック勢。人狼ゲームって対立ばかり生んでませんか?』

 

もる『そこで俺は考えたんです。人狼ゲームで生まれた繋がりを残しつつ、人狼ゲーム自体を忘れることが出来たら幸せなんじゃないかって…。おしおさんも似たようなことを考えたのかはわからないけど、実に都合の良い機械を作ってくれた。これが人狼ゲーム忘却マシン『HAL』です。』

 

もる『これが一番皆が仲良く幸せでいられる方法だと思いました。だから、皆さんを集めたんです。おしおさんがまるさんに謝罪してたのは、構想当初の対象にまるさんが入ってたからでしょう』

 

あじ「いやそんな自分勝手な」

 

もる『話は今日の議論後に聞きましょう。そろそろ時間だ』

 

もる『君たちに今できることは、【最後の】人狼ゲームを精一杯楽しむことだけ!さぁ6日目の議論を始めようか!』

 

そごみつ「いろいろ言いたいことはあるから、議論後覚えとけよ…」

 

あいり「それな」

 

いちえ「終わらせよう」

 

もる『残り5人!議論開始!』

 

アノマリー「議論どころじゃない気もするけどなぁ」

 

そごみつ「どちらにせよこのゲームを終わらせることが先決。一応現状の確認なんだけど、ちゃんはるは真でいいかな。」

 

あいり「一応、ちゃんはる狂人、タカムラさん人狼の…あーようさんがタカムラさんに白出してるか」

 

いちえ「よう、ちゃんはるが噛まれて死んでる上に、この二人から白と言われているタカムが人外co。タカムラ狂人、よう真預言、ちゃんはる真霊媒が一番自然だよね」

 

あじ「そうしたら、あんどーまるがやっぱり人狼になるのか」

 

そごみつ「そう。多分あとはLW」

 

そごみつ「そして正直に言うと、今一番疑っているのはあじさん。」

 

あじ「え、まるさんから投票されてるのに!?」

 

そごみつ「あのときは片白のあじさんが吊られる日ではなかったし、よう、あんどーの2択の日に唯一ようさんに入れてるよね。生存者の中では。」

 

そごみつ「あとは初日の一斉出しのときに、あんどーさんはハンバーグを選んで先に出ていた。まるさんはムニエル組。そして、あじさんもムニエル組なんだよね。俺とあいりさんもそうだけど」

 

いちえ「確かにハンバーグを選んだ私が仲間だったら一斉出しでは出にくいか」

 

あじ「ならそごみつさんもあいりさんも怪しいですよね?」

 

あいり「それはそうですけど、初日にまるさんに殺されかけてる私は若干村目は高いくない?そごみつさんは普通にある。あんどーさんの初日囲いだし」

 

そごみつ「そうなんですよ。だから俺視点ではあじさんが有力なんです」

 

アノマリー「ちなみに皆の初日の投票は、

いちえさん:あいりさんへ1票目

あいりさん:ユウさんに4票目

あじさん:アーキさんへ2票目

そごみつさん:ユウさんへ3票目

このときまるさんには票が入ってないから庇った票とかではなさそうです」

 

いちえ「皆怪しいじゃん」

 

アノマリー「2日目は

いちえ:まるさんに1票目

あじ:あいりさんに1票目

そごみつ:あじさんに2票目

あいり:アーキさんに4票目」

 

そごみつ「アノマリーさん。悪いんだけど初日の投票も投票順にならび直してくれる?2日目は投票順になってるよねこれ」

 

アノマリー「合点承知。

初日投票順 よう あんどー いちえ あさい ユウ アーキ そごみつ ゆり アノマリー あじ まる あいり タカムラ ちゃんはる

こんな感じでどうでしょうか」

 

そごみつ「あざすっ」

 

アノマリー「ついでに2日目もやります」

 

アノマリー「2日目投票順ゆり いちえ アーキ タカムラ まる あじ そごみつ あんどー あいり  ちゃんはる アノマリー よう あさい」

 

いちえ「あさいさんがまるさん庇ったのは恋人だからか。やふーい私2日目まるさんに1票目いれてるー!」

 

あいり「今日はあじみつかな」

 

そごみつ「投票からしたらそれで良いと思います。逆に言えばあじさん吊って終わらなかったら俺視点ちょっとやばい」

 

あじ「いや私吊っても終わらないですから!」

 

そごみつ「そこは俺も同じなんですよね」

 

いちえ「今日決めたい」

 

アノマリー「ハンバーグとムニエルの話からもいちえさんは白いなぁ」

 

そごみつ「一応ゆりさんが真なら初日護衛先は俺ですよ。多分天狗を持ってたちゃんはるが噛まれてるとは思うんですけどね」

 

いちえ「その可能性も0ではないけど…」

 

あいり「噛みを変える理由がないよね」

 

そごみつ「ただ、ようさん投票を唯一してるあじさんを残すことはできないと思います。」

 

あじ「確かにそれはそうですけど、この噛み筋で私がLWだったらもっと他にやりようがあったと思いますよ。ようさんが真って教えているようなもんですよねこれ」

 

いちえ「それは確かに」

 

そごみつ「それよりもようさんに占われることを懸念して噛んだとかは普通にあると思います」

 

あいり「あの時点でようさんの真目は高くなったからね。ちゃんはるのおかげもあって。」

 

しゃけ\夕飯の時間ですよー!/

 

一同「はーい!」

 

いちえ(教育されてる…)

 

────夕食の時間ははいつもより静かに、そして長く続いた。各自思うところがあるのだろう。

そして…

もる『投票の時間です!』

 

そごみつ「議論で言った通りです。まるさんからの1票もむしろ怪しい。あじさんに投票します」

 

あじ「やっぱそうなるかぁ。村なんですけどね。そごみつさんに入れます」

 

あいり「ようさん投票が残せないのは納得です。あじさんに入れます」

 

アノマリー「決めてたので先に入れます!あじさん!」

 

いちえ「おい確白!先に入れんな!決まってるね。あじさんで…」

 

もる『あじさん4票、そごみつさん1票であじさんが処刑されます。あじさん遺言をどうぞ』

 

あじ「終わらないですからね!そごみつさん村だったら明日は正念場ですよ?私は、私は人狼ゲームが大好きですから!」

 

もる『あじさんを処刑したにも関わらず恐ろしい夜が…』

 

もる『やってきます。皆さん部屋へどうぞ。』

 

もる:内通者Bさんやっほー

 

内通者B:最終日まで残りましたね。目的言ってしまってよかったんですか?

 

もる:いいんですよ。元々、目的を告げて各々で考えてもらう予定だったから

 

内通者B:ほう。

 

もる:それぞれで結論を出してもらう。俺は譲らないけどね

 

内通者B:賛同してくれるかどうかですね

 

もる:賛同してくれるならそれで解決。しないならそれはそれで考えが。

 

内通者B:考えとは?

 

もる:あなたに頑張ってもらいます(  ̄▽ ̄)

 

内通者B:なんと。

 

もる:頑張って勝ってくださいな。ではでは(  ̄▽ ̄)

 

コッケコッコー

 

もる『おまいら朝だよ!』

 

そごみつ「生きてる。普通に考えたらアノマリーさん噛みかな」

 

いちえ「とりあえず私はいる」

 

あいり「私も。最終日の始まりだー」

 

もる『そうだね。今日の襲撃はアノマリーさんだよ。残り…3人。長かったね 何ツイートだよ』

 

もる『今日は皆忙しそうで読者少ない気がするけど、終わらせにいくよ』

 

いちえ「誰に向けての言葉だ」

 

そごみつ「一晩考えたんだよね。人狼ゲームを忘れて繋がりだけが残ることについて。確かにそれも悪くはないかもしれない。」

 

もる『お、いいね』

 

そごみつ「だからって忘れて良い訳じゃない。これから繋がる繋がりもある。戦略や考えで揉めるのもそれぞれの想いがあるからで、それを全て無にしてしまうのはもったいないと思うよ。」

 

いちえ「こんな色んな世界が広がるゲームは他にはない」

 

あいり「戦略や役職だって無限大だよ」

 

もる『ふむ。賛同は得られなそうだね』

 

そごみつ「そうだね。記憶をそのままに帰してもらう」

 

あいり「そうだー!ラーメン食べたいぞー」

 

いちえ「帰せ帰せー」

 

もる『ラーメンはしゃけさんにお願いしとこう。でも俺も譲る訳には行かないんだよね』

 

もる『でも考えを押し付けるのも良くないと思うから、平等な方法を考えました!』

 

そごみつ「平等な方法?」

 

あいり「今まで平等なことあった?」

 

いちえ「なかった!」

 

もる『ご飯は豪華だったよ!まぁ簡単に言うとね。LWを教えます。』

 

もる『LWはもう1人の内通者です。その人は私の考えに同意をもらっていま す。簡単に言えば、村陣営の勝ちなら君達の勝ち、記憶はそのままに帰す。狼陣営の勝ちなら私が目的を果たす。こんな最終日にしよう。もちろん、人狼を探すのはゲーム内の情報でね。君達はその方が得意だろ?』

 

あいり「内通者が人狼なんだ。これって偶然?」

 

もる『当然。ゲームに手は加えてないよ』

 

いちえ「勝てばいいのね?」

 

もる『勝てばいいよ』

 

そごみつ「最後は単純になったな。乗ろうか。勝つから。」

 

もる『その意気だ!さあ最終日の議論を始めよう!では議論開始!』

 

そごみつ「とは言ったものの、昨日の時点で俺が一番怪しいのはわかってる。あんどーさんが出たハンバーグ組で一緒だった上に、2日目まるさんに1票目を入れたいちえさんは村目。初日にまるさんに4票目を入れられて、ようあんどーの2択であんどーさんに入れてたあいりさんも村目」

 

そごみつ「俺の黒要素は

・ムニエル組である

・初日、2日目に人狼への投票・被投票履歴がない

・グレランの初日、ムニエル組偽から投票濃厚だったときのあんどーさんからの初日白」

 

いちえ「これみつこ狼じゃね?」

 

そごみつ「うん。俺もそう思う。でも違うんだ」

 

あいり「ただ現状だとそごみつさん投票するよ。いちえさんに投票する理由が弱い」

 

そごみつ「それもわかってるんだ。でもここでの俺の役割は白アピすることじゃないと思ってる」

 

いちえ「白アピしないの!?」

 

そごみつ「まずは二人の中の人狼を見極めたい。時間が欲しい」

 

あいり「うーん。わかった。色々精査もしたいし」

 

そごみつ「まずは、初日の能力coなんだけど、あんどーさんだけが同時出しで出た。だからあんどーさんと同じ組にいたいちえさんは仲間でないと考えられる」

 

あいり「恋人持ちのまるさんがcoするのも人狼的にはありだったよね」

 

いちえ「まるさんがムニエルの方にいたからあんどーさんが先に出ちゃったのかもね。」

 

そごみつ「違和感があるのはまるさんの動きなんだよな。あまり村目を取ろうとしてないように思ってる」

 

あいり「そう?結構粘ってたと思うけど」

 

そごみつ「狼の噛みがまる人狼としてる」

 

そごみつ「正直言うとね。いちえさんが人狼じゃないかと思ってるんだよ」

 

いちえ「私!?ないない!!あーもうこれそごみつさん人狼だわ!」

 

そごみつ「狩人のゆりさんを噛んでる時点で将来的にはようさん噛みがプランにあったと思うんですよ。」

 

そごみつ「だから2日目のまるさんへの1票目がブラフかなーと。あいりさんの初日のまるさんからの票はさすがにあいりさん死に得るし、まるさんは恋人持ちだからLWにはなり得ないから。

ようあんどーの2択の日にいちえさんはようさんにもあんどーさんにも入れてないんですよ」

 

いちえ「初日のムニエル組とハンバーグ組が説明できなくない?2:1で分かれたならさすがにまるさんが出ると思うんだけど。恋人持ちだし。」

 

そごみつ「確かにそれはそうなんだけど、そこさえクリアすればいちえさん人狼で良いと思うんだよね」

 

あいり「私決定役!?」

 

いちえ「ちなみに私がハンバーグって言ってからすぐにあんどーさんがハンバーグって言ってる。人狼だったら重ねなくない?」

 

そごみつ「それも一理ある。」

 

いちえ「それに人狼がちゃんはるを2度噛んだとしてたら、ようさん残して溶かさせない?」

 

そごみつ「GMに質問なんだけど、狼の内通はないって判断でいいよね。まるさんの恋人持ちは人狼陣営も議論で初めて共有した認識で、問題ない?」

 

もる『そうだよー内通はしてない!』

 

そごみつ「そうか…。」

 

いちえ「人狼ってちゃんはるをどうしたかったのかな」

 

あいり「ちゃんはるは吊りたかったんじゃないかなぁって思う」

 

そごみつ「それだったら、人狼はようさんに投票してあんどーさん残したいよね。あんどーさんに黒だしさせればいいし。」

 

いちえ「でも3人ともそれはやってないよね。私もようさん入れることはできたよ。」

 

そごみつ「要はあの時点で人狼はあんどーさんを吊りたかった?いちえさんが人狼の場合はどちらでもよかった?ただ誰が人狼にせよあんどーさんが吊れるプランがメインだった思うんだ。」

 

いちえ「少なくともそのプランにあじさん吊りはあったと思う。」

 

そごみつ「そうそう。そこがあんどーさんのうまいとこだよね。完全に白囲いを追ってしまった。」

 

あいり「たしかーに。正直昨日終わると思ったよ」

 

いちえ「そこはあんどーさんのプレイヤースキルだよね。さすが。まるさんも何かしら罠を張ってたりしないのかなぁ」

 

そごみつ「そうなんだよ。まるさんとようさんへの絡みとか明らかに自分が先に占われにいってると思うんだ。きっと投票とかも・・・・・あ、ちょっと待って」

 

あいり「どうしたの?」

 

そごみつ「初日の投票順番もう一度もらえる?」

 

あいり「初日投票順 よう あんどー いちえ あさい ユウ アーキ そごみつ ゆり アノマリー あじ まる あいり タカムラ ちゃんはる」

 

そごみつ「まるさんって初日の議論では誰を疑ってた?」

 

いちえ「えーと確か…議論ではあじさんとゆりさんかな」

 

そごみつ「わかった…かもしれない。まるさん上手すぎるわ。まるさんが議論中にあいりさんを疑ってなかったのになぜあいりさんに入れたか。まるさんの後に投票を持っていたのは、タカムラさんとあいりさんとちゃんはる。この中でタカムラさんはユウさんへの投票が確定してた」

 

そごみつ「議論中にタカムラさんがあれだけユウさんに誘導さてたからね。当然あいりさんはユウさんに入れる。この時点で票は逆転することが確定」

 

いちえ「つまり?」

 

そごみつ「あいりさんがLWだ。後ろの票を計算した上でのまるさんの際どい身内切りだよ」

 

あいり「いやちょっと待ってよ。ちゃんはるが私に入れたら決戦になるじゃん」

 

そごみつ「確かに決戦には上がるかも知れない。そしたらユウさんへ票を変えればいいだけだし、ここであいりさんが吊られるのは①ちゃんはるがあいりさんに入れる。②決戦で負ける の2つが揃った場合」

 

そごみつ「決戦になってもタカムのユウさん投票は確定してるし、狼の組織票もあるから悪い賭けじゃないと思うんだ」

 

あいり「え、マジで私狼だと思ってる?人狼への投票歴のないそごみつさんの方が全然怪しいよ」

 

そごみつ「思ってる。そうするとまるさんの動きがしっくりくる」

 

そごみつ「まるさんの動きが説明できるんだ。噛み先でもまるさんが狼と言っているようなもんだし、実際ようさんに絡みにいってたから。」

 

いちえ「そう思うと予言にちゃんはる占いを誘導してたのもあいりさん…だよね?」

 

そごみつ「まるさんの動きは自分を狼で確定させた上で、あいりさんを相対的に白くし、あいりさんを初日疑ってた恋人のあさいさんを道連れにする動き。天才かよ。でも俺はまるさんのプレイヤースキルを信頼して、ここまでして黒だしされて吊られてったんだと思ってる」

 

いちえ「ちゃんはる占いが確定してる状況でなら、ようさん残しておいても問題ない…か。その日ゆりさん噛んじゃえば、ようさんいつでも噛めるしね」

 

あいり「ちょっとまって。タカムとゆりさんでどうやって真を見極めたっていうの?」

 

そごみつ「その答えいる?」

 

そごみつ「逆に聞くけど、あいりさんは真狂2択の状況で真狩人を抜くことができない?」

 

あいり「いや…私ならできる」

 

いちえ「あいりさんを疑えない理由が初日の投票だけだったから、そこがクリアできたら急に風景が変わってきた」

 

あいり「いっちゃんまで…」

 

あいり「いやでも初日疑われてたし全然占われる可能性あったよ私」

 

そごみつ「初日占われる可能性があったのは食べ物を素直に注文した人だから、あいりさんは対象外だよね」

 

あいり「じゃあ2日目は!?」

 

そごみつ「だからまるさんが盾になったんだ。自身に占いを向けさせた」

 

そごみつ「三日目はちゃんはるを占う予定が決まってればあいりさんへは占いは届かない。あんどーさんは最終的に真切られるつもりだったから、白先にそごみつあじを選んだ。二人を吊るために。」

 

いちえ「なにこれ小説みたい」

 

そごみつ「まるさんとあんどーさんの二人は最初からあいりさんだけを残す動きをしていた。」

 

あいり「いやいや、これやばい吊られる。」

 

いちえ「まるさんの自身を黒くする動きがそごみつさんの白要素。まるさんが人狼だった場合、ストレートに怪しいのは投票してないみつだよね」

 

もる『皆、ご飯を忘れるほど議論が白熱してるね。しゃけさんが悲しんでるよ。さて投票タイムの始まりだ!』

 

あいり「え、ちょっと待ってよ!もう?」

 

そごみつ「投票するね。俺は俺の推理を信じる。あいりさん。」

 

あいり「投票します!最後に持ってかれたけど、信じて欲しい」

 

あいり「そごみつさんへ投票!」

 

いちえ「投票します。私は人狼ゲームで揉め事とかたくさん見てきたけど、それでも人狼ゲームが好きなんだ。だからこれからも続けたい。だから今、勝ちたい。あいりさんに投票します」

 

もる『あいりさん2票、そごみつさん1票処刑者は…あいりさん』

 

あいり「あーもう!ほろ!ごめん!負けた!」

 

もる『あいりさんが処刑され…この村は…

 

平 和 が 訪 れ ま し た』

 

そごみつ「うぉっしゃぁぁぁあーーー!!!」

 

いちえ「勝ったぁぁぁぁあーーーーー!!!」

 

もる『いいでしょう。私の負けです。死んだ皆の記憶も元に戻します。』

 

いちえ「帰れるうううう」

 

そごみつ「帰るぞおおおお」

 

もる『え、いや帰れませんよ?』

 

もる『だってトンネル崩れてて、外界と連絡とれなくてどうやって帰るんですか?通信システムはこの回線だけですよ。』

 

いちえ「帰り道は用意して…」

 

もる『ないですよ。自力で頑張ってください!では(  ̄▽ ̄)』

 

そごみつ「待てえええ」

 

いちえ「どうしよう…」

 

そごみつ「きっと何か方法が…」

 

しゃけ「あれ?どうしたんですかー?」

 

いちえ「しゃけさーん!帰り道が…」

 

しゃけ「なるほど。とりあえずご飯食べてから考えましょう。今日は新鮮な馬肉を調達しました♪」

 

いちえ「馬肉ー!!♪」

 

そごみつ「あれ、その馬肉ってどうやった仕入れてるんですか?そういえばバーベキューのときの雲丹とかも…」

 

しゃけ「え、ドローンで毎日仕入れてますけど…」

 

そごみつ「ドローン!?」

 

いちえ「それだ!!!」

 

─────そして、二人はドローンに救助のメッセージを乗せて街へ送った。

 

数時間後ヘリコプターで救助がやってきた

おが「お待たせー。救助にきたよー」

 

────長い長い戦いが、幕を閉じた。

 

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────内訳発表

 

ユウ 村×村 内通者A

アーキ 村×村

あんどー 狼×村

ゆり 狩×村

タカムラ 狂×犬

よう 予×村

まる 狼×恋

あさい 恋×村

ちゃんはる 霊×狐

あじ 村×村

アノマリー 村×村

あいり 狼×村 内通者B

そごみつ 村×村

いちえ 村×村

 

 

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