もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

夏休み企画 『ケミ小説 第1話 -集合と夕食-』

もるです。今回から何回かちょっと今までと違う感じになります。

 

始まりはTwitterでのこのハッシュタグ

#ふぁぼした人から14人選んで作為村を作り展開を妄想する

もるはこのハッシュタグにふぁぼをたくさんもらいまして,「せっかくだから振り切って妄想してやろう」と張り切った去年の夏。

 

そしてふぁぼをくれた人狼プレイヤーの名前をお借りしまくって,妄想を爆発させて完成したのが,『ケミ小説』です。去年はTwitterで公開してました。

 

小説の大枠はケミカル人狼の作為村となっております。

新感覚人狼ゲーム『ケミカル人狼』 - もるブログ(ひたすら人狼論)

最近暑くなってきて(そういや去年の夏こんなん書いたなー)と自分で書いておいて久々に読みたくなってきたので,調子に乗ってブログに転載しちゃいました。めっちゃ長いので何回かに分けますけども。厨二臭いやらなんやらで恥ずかしいですが,お暇な方は読んでみてちょ。

 

あ,ちなみにケミ小説 動画化します。

書いちゃったからね!もう後戻りはできないからねあいりさん!

 

でははじまりはじまり!

 

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───ここは長い間主がおらずに廃墟となった洋館。

昔はとある科学者が住んでいて、たくさんの実験を繰り返していたらしい。しかし、その科学者がポケモンの実験に夢中になり、『世界中のポケモンを捕まえる!』と旅に出てしまった。それから十数年、館の主は帰ってこない。

 

人々はこの館のことを優秀な科学者にあやかっていつしかこう呼ぶようになった・・・『ケミカルの館』

長い間、誰も足を踏み入れることのなかったケミカルの館。

しかし、14枚の招待状が14人の男女をこの館へと誘い、今宵惨劇が起きる。

 

それが──────ケミカル人狼

 

あさい「なにこの建物!ボロじゃん!ほろさん何考えてるかわからないんだけど」

 

そごみつ「でも雰囲気あって良いんじゃない?ほろさんが何考えてるのかわからないのは同意」

 

あさい「招待状とかなんなの?直接呼べばいいのに。あと《あべちる代表》ってどういう事?」

 

よう「あ、あじさん!あじさんも呼ばれたんですか?ほろさんから」

 

あじ「ようさんだ!なんか《同年代代表》って書いてあるんですけど、どういうことだろう・・・」

 

よう「何も考えず来たんですけど、ここの洋館さすがにボロいなぁ。GMの出張貸切とかですかね。」

 

あいり「いっちゃーん!」

 

いちえ「あ、あいりさーん!あいりさんも呼ばれてたの?ほろさんから?とりあえず一緒にほろ殺そ」

 

あいり「ん?」

 

いちえ「《貧乳代表》とかマジなんなのほろ殺す絶対殺す」

 

あいり「(《巨乳代表》だった・・・さすがおっぱい信者)」

 

ユウ「あ、ゆりさん!」

 

ゆり「ユウさんも呼ばれたんですね!もしかして私と同じ《静岡代表》」

 

ユウ「そうです!最近ほろさんと人狼してないんで楽しみなんですけど、ここでは一体…?」

 

ゆり「人狼という雰囲気の様な、そうでないような…」

 

ユウ「まー!まー!きっと楽しいはず!」

 

あんどー「おーまるやん。まるも《しんぼソルジャー軍団代表?》」

 

まる「いや、《人狼ルームGM代表》とか…マジ重い。人狼ルーム背負って来てるの重い」

 

あんどー「ちゃんはるもくるって。『ほろさんのやつあんどーも行く?!遅れるってほろさんに伝えといて!』って。ほんまいつも通りか。」

 

タカムラ(なんであいつ冷えピタ貼ってるんだ…?)

 

アノマリー「ほろさんにお呼ばれした!せっかくだからすごいメンバーにボコボコにされたい!でも《冷えピタ代表》ってなんだ?」

 

タカムラ(あいつ冷えピタ代表なの!?小林製薬の回し者なの!?いやLION?んなんどっちでもええわ!)

 

アーキ(まさかまたここに呼ばれるとは…。《生存勝利者代表》か。それにしてもほろさんの名前を使って皆を呼び出すのはずるい。だってほろさんならこういうこと好きそうだし、やりそうだから。また…長くなりそうだな。今回は誰が相手はなんだろう。)

 

とある洋館に集められた男女14人(遅刻者1人)

果たして彼らを待ち受ける運命は。

そして主催者の目的とは…?たった一度しかない物語が、今幕を開ける!!

 

OPテーマ

『戦友 』太陽族

 

www.youtube.com

 

アーキ「さて…集合時間は…と。13時に食堂か。これも2年前と同じじゃないか。ギリギリ間に合うかどうかだな。」

 

【食堂】

 

いちえ「あさいさん達もたかむもいる!といかあべちる多くない?」

 

そごみつ「ほろさんが集めるとこうなるでしょ」

 

ユウ「あ、そごみつさんあさいさんお久しぶりです!前巣鴨の極上であった静岡のユウです!」

 

あさい「あ、お久しぶりです。」

 

よう「今のところ12人ですね。」

 

ゆり(知らない人ばっかりだな…あ、ルームのGMの石丸さんもいる)

 

あんどー「はじめまして…ですよね?やっぱりほろさん繋がりですか?」

 

ゆり「あ、はじめまして?そうです。ほろさんと時々静岡で人狼させてもらってます!」

 

あんどー「エクスプレッシブのあんどーです。よろしくー」

 

ゆり(エクスプレッシブ…?)

 

アノマリー「とゆーかほろさんはなんでいないのさ!ほろさんの貸し切りじゃないの!?」

 

まる「とりあえずほろさんから今日貸しきりの予定は入ってないはずです。」

 

タカムラ「なに考えてんだあいつ。」

 

(ガチャリ)

 

アーキ「ほろさんは来ないよ」

 

あじ「アーキさんだ!」

 

そごみつ「アーキさん、それはどういうことです?」

 

アーキ「この招待状の送り主はほろさんであってほろさんじゃない。そしてこの建物の名前は『ケミカルの館』そして、恐らくこれから始まるのは・・・」

 

その瞬間、館内中に放送が響き渡った。

 

\ケミカル人狼

 

あいり「今の声ほろさんだよね?ケミカル人狼やるの?」

 

ほろ?『今日は集まって頂きありがとーございます!』

 

タカムラ「どこから放送してんだよ」

 

ほろ?『たかむ、台本があるから質問は後にして。えーとどこまで話したっけ。そうそう。皆さんにはこれからケミカル人狼をやってもらいます』

 

ほろ?『ケミカル人狼といってもいつものではありません。ここで処刑や襲撃された人は即座に消えます。』

 

あじ「いやいや消えるってどーゆーこと」

 

ほろ?『消えるんです。ですよね、前回のLW勝利者のアーキさん?』

 

あさい「ええっ!?アーキさんこれ二回目なの?」

 

アーキ「いや、もったいぶって話してるだけで、死んじゃったりとかはしないよ。前回の参加者は、エルナさん、アングロさん、なかゆーさん、かずやんさん、いまじょうさん、のりをさん、みずさん、れおさん、よねさん、とみーさん、たけさん、かおりん、たかいさんと俺」

 

アーキ「この館のリアルタイムの時間でケミカル人狼をさせられた。細かいルールはあるけど。途中で襲撃されたエルナさんも、普通に翌週の貸し切りで会って元気だったよ。まぁ確かに館からは消えたけどね。俺はその生存勝利者人狼×人狼で霊騙って仲間のかおりんと生存勝利した。」

 

まる「いや、人狼×人狼で霊騙りで生存とかアーキさんすごいな」

 

ほろ?「アーキさんの言うとおり、バトロワとかじゃないです。ただ、ケミカル人狼で死んだ人はこっそりこの館から消すだけです。」

 

いちえ「うっさい早くほろこっちこい」

 

ほろ?「いっちゃんごめちゃい(´・ω・`)

 

そごみつ「ほろさん。すごく手の込んだことだと思うんだけど、目的はなに?」

 

ほろ?「良い質問だ!さすがみっちゃん。その前に私はほろではない」

 

あさい「いやほろさんでしょ。ほら(  ̄ー ̄)つ中」

 

ほろ?「中やめて!」

 

ユウ「?」

 

ほろ?「わかりやすく目的から先に話します」

 

ほろ?「目的は…これから起きる人狼をもるブログに掲載します!そう!私はほろではありません!もるです!」

 

あんどー「同じですよね」

 

もる「ほら、最近ネタ切れ気味だからさ。人狼小説とか書いたらウケるかなーって。」

 

もる「というわけで、これから始まる人狼ゲームが面白かったら、ブログに書きますよ。あとは生存勝利者にはアイス奢ってあげる。」

 

よう「思ったよりゆるいですね」

 

もる「いや、実在の人使ってバトル・ロワイアルみたいなのって倫理的によくないじゃん?だからこんな感じで行くよ」

 

もる「さぁというわけでプロローグもそろそろ畳んで、ゲームにいこう!

という前に簡単なルール説明をするからよく聞いてね皆」

 

ゆり(ほろさんのキャラが安定してない・・・)

 

あさい「アーキさん。前回もこんな感じだったの?」

 

アーキ「うん。ゆるゆるだった。ルールもそんな難しくない」

 

もる『ルールはおなじみケミカル人狼。ルールはこちらから。https://t.co/9BwV5b0PT8

今回は前回と違い猫又の代わりに『柴犬』が入ります。』

 

あいり「柴犬ってあのケミカル専用役職?もるさんが作ったやつだよね(セリフに作為的なものを感じる)」

 

もる「柴犬のルールを簡単に説明するよー。これももるブログにあるから読んでね!①夜のターンにゲーム中で一回だけ対象者を選ぶことができる。選ばれた対象者は自分の持っている2枚のカードのうち1枚がランダムでゲームから除外される。ただし,自分の指名はできない。」

 

もる「②自分の指名はできない。除外される可能性のあるカードは村人含むすべてのカード。また,GMから起こされるタイミングは夜のターンの一番最後。選ばれた対象者はGMより村全体に誰が選ばれたか知らされる。」

 

もる「③選ばれた能力対象者は次の日の夜からゲームから除外されたカードの能力を失う。例えば預言者が除外された場合は,次の日の夜から預言者のターン起きない。霊媒師,狩人も同様。恋人を失った場合は道連れ死がなくなるだけ。要は恋人が別れるようなものです。」

 

もる「④人狼のカードを失った場合,陣営は人狼陣営のままで襲撃のターン起きれなくなる。要は狂人になるようなものです。ただ人狼のカウントは失う。2枚持ちの場合は1枚失っただけなので,普通に襲撃に参加できる。」

 

もる「⑤天狗のカードを失った場合,陣営はもう一枚のカードの陣営に依存する。例えば天狗×人狼で天狗を失った場合は人狼陣営に,天狗×村人で天狗を失った場合は村人陣営になる。

 

長々と話したけど要は『誰かのケミカル人狼の2枚のカードのうち1枚を消す』役職だよ。」

 

よう「これって天狗が占われた日に、柴犬が天狗を消したらどうなるんですか?」

 

もる「ようさん!良い質問だ!この場合は普通に天狗は溶けます。夜のターンの能力行使が全て終わったあとに、柴犬の能力が発動するイメージ。詳しくは

ケミカル人狼専用新役職『柴犬』 - もるブログ(ひたすら人狼論)

を参照してな」

 

タカムラ「ほろさん。長い!あと俺の『ほろたか代表』ってなんやねん。主催ほろさんでしょ」

 

もる「いやいや俺はもるだから。タカムはほろの分まで活躍を期待してるよ!」

 

タカムラ「その設定めんどいわ!」

 

??「食堂ってここで合ってるー!?」

 

あんどー「今来たんか遅いわ!」

 

はるか「『ちゃんはる代表』のはるか、到着いたよ~。あれほろさんは?」

 

アノマリー「あそこのスピーカーの向こうにいるよ!」

 

もる「ちゃんはるやっほ!」

 

ちゃんはる「ほろさんなんで放送なの~?」

 

もる「また説明大変だから、誰か説明したげて。ユウさんお願いします!」

 

ユウ「俺ですか!?えっとね、ちゃんはる説明するから聞いてね・・・」

 

もる「ちゃんはるへの説明はユウさんに任せて、この館でのルールを説明しますー」

 

ユウ「ほろさん!?そこ大事なとこじゃない!?」

 

もる「ユウさん頭いいから、説明しながら聞ける。大丈夫。」

 

もる「ケミカルの館では

①議論タイム 13:00~22:00(18:00~19:00は夕食)

②投票タイム 22:00~23:00

③夜時間タイム 24:00~翌6:00となります。そして、それ以外の時間は人狼の話をすることを禁じます。」

 

もる「そして人狼の話ができる場所も大広間のみと限定します。他のところで話すのは紳士協定でやめてね。

あとは夜時間タイムの能力行使の仕方。

各部屋にパソコンを用意しました。全て私に繋がっているので、夜時間タイム中に能力行使先を私に伝えてください。」

 

もる「人狼のみ、人狼陣営三人で繋がっているグループチャットがありますが、キーボードはありません。館内にいるすべての人の名前と顔のLINEスタンプのみ打てるように設定したので、そこで襲撃先を教えて下さい。要は内通はできません。内通ありのケミカルは人外強すぎるからね」

 

もる「そんなとこかな。なにか質問ある人ー?」

 

そごみつ「指定された場所と時間以外で人狼の話をした人への罰則は?あとどうやって確認するの?」

 

もる「罰則は1日ご飯を抜きとします!まぁでも危害が加わるわけじゃないから、そこはよろしく。確認方法は簡単なんですよ。」

 

もる「あと『あなた達の中に内通者が二人います。』この人達がルール違反してないか確認してくれるからよろしく。あとはお城の中にいるスタッフ達も細かく見てくれてるから大丈夫っ。」

 

あじ「内通者!?」

 

あいり「ダンロンみたいじゃん!」

 

あさい「でも携帯での連絡はできちゃうよね」

 

もる「この館圏外なんで大丈夫!」

 

いちえ「ちょっと待って。全然ゆるくない!」

 

もる「なんかしっかりルール守ろうとしたらこうなった。ごめんご。」

 

アーキ「前回消えた人たちは、普通に普段の生活に戻ってたけど、先に帰れるってこと?」

 

もる「それは違う。帰るときは皆一緒。」

 

もる「あとアーキさんに伝えとくのは『前回のはデバッグ。今回が本番。』だから、前回の反省点をちゃんと活かしてルールを少し厳しくしてあります。」

 

アーキ「本番…?」

 

もる「まぁまぁ気にせずに。そのうちわかるよ」

 

まる「 とりあえず危害は加わらないんですよ…ね?」

 

もる「そこは大丈夫だよー!まるさんはルームでのお勤めがあるしね!でも今週一週間はシフト抜いてもらったから気にしないでOKよ」

 

あんどー「ほろさん何者や…」

 

あじ「内通者の陣営は?ちゃんとゲームをやるの??」

 

もる「そこは大丈夫。これから配るカードが皆の陣営だよ」

 

タカムラ(こいつ絶対風呂敷広げすぎてる。絶対回収できないこの設定)

 

もる「もうそろそろ質問は良いかなー」

 

ちゃんはる「ご飯は!?」

 

もる「この館の昔の主人『おしおっち』の使用人達がしっかり働いてくれてるから心配しないで大丈夫」

 

よう「この館おしおさんのだったんですか!?」

 

あいり「なんで急におしおさんの事実を話したの?」

 

もる「それはおしおっちがハッシュタグにさっきふぁぼをくれたからだよ。基本的にハッシュタグふぁぼってくれた人は全員出します」

 

タカムラ(まーた新しい設定を)

 

もる「さて、そろそろ説明はいいかな。さぁ…ゲームを始めようか!」

 

もる「皆の配役はそれぞれの個別の部屋にあるから確認してくれ。配役は内通者も関係なくランダム配ったからよろしく。議論開始は14:00から大広間で!初日だけはタイムスケジュールを1時間送らせるよ。というわけで各自部屋に解散っ」

 

あさい「部屋にシャワーある?」

 

もる「完備してるぜ!」

 

───各自部屋で役職を確認

 

もる「さてと。とりあえず内通者Aにパソコン通信っと。」

 

もる:内通者Aさん役職なに引きました?部屋に配ったときは見てないんですよ。私も楽しみたくて

 

内通者A:村人×村人です。長生きしたいですね

 

もる:こればっかりはどうしようもない。頑張ってね

 

もる「内通者Aは村人×村人か。次は内通者Bさんへっと」

 

もる:内通者Bさんなに引きました?

 

内通者B:村人×人狼です。内通者Aの役職は教えてもらえないんですよね。

 

もる:それは当然。純粋にゲームを楽しんでくだされ(  ̄▽ ̄)いろいろよろしくね

 

内通者B:OK

 

もる「というわけで皆様。やっとゲームが始まります。ハッシュタグから初めて40ツイート以上、人狼ゲームをやってません。意味わからんです。まぁ妄想するって言うハッシュタグから始まってるので、俺が一番妄想の幅が広いと思うよ。まぁ暇潰し程度に読んで頂ければ(  ̄▽ ̄)」

 

【1日目 大広間 14:00】

 

よう「さて、全員揃いましたかね」

 

あんどー「ほんとにこんな状況でケミカルやるんか…」

 

あさい「早く帰りたい…」

 

いちえ「帰ったら一緒にほろ殴ろ。」

 

そごみつ「皆部屋にカードは置いてあったんだよね?」

 

あじ「ありましたよ。テーブルの上に。」

 

ゆり「私皆さんのことあまり知らなくて…議論が追い付けなかったら申し訳ありません」

 

まる「それは大丈夫ですよ。ルームの人たちはちゃんとバランスの取れた議論をしてくれるはずですー」

 

ちゃんはる「はるかお腹すいたー!」

 

タカムラ「緊張感ないな」

 

あいり「とりあえず議論しよ?」

 

アーキ「とりあえずいつものケミカルと考えましょう。村勝ちを狙うなら、フルオープンですかね。人外の方が基本的に情報が多いのがケミカルですし。」

 

ユウ「一番、手っ取り早いのが同時出しだけどなぁ。でもそれは面白味に欠けるとは思うんですよね。何か良い作戦とかあれば良いんですけど。」

 

ちゃんはる「はるかお昼ご飯食べてないんだけど、食堂になにかあるか見てきていい?」

 

そごみつ「ちゃんはる。皆いないと議論できないから。」

 

ちゃんはる「ごめんなさい…」

 

いちえ「でも私もお昼食べてないから一緒に見に行くよ?帰ってくる頃には作戦考えとくから!」

 

あんどー「あ、俺も行ってきます」

 

アーキ(エクスプレッシブ)

 

そごみつ「うーん。しょうがない。一旦議論中断して、各自で作戦を考えてください。あまり時間を無駄にするのは有益だとは思えないけど。はるかさんもちゃんと考えてね」

 

ちゃんはる「オッケー!」

 

アノマリー「あと冷えピタがもしあったら持ってきてほしいです。」

 

タカムラ(さすが冷えピタ代表)

 

いちえ(冷えピタは食堂にないと思う)

 

ちゃんはる「任せろ!じゃ、行ってくるね!」

 

勢いよく部屋を出ていくちゃんはる達。その間に各自はゆりさんユウさんへ改めて自己紹介。

 

─────10分後

 

ちゃんはる「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

アーキ「え、悲鳴?」

 

あいり「え、なんで!?」

 

そごみつ「とにかくはるかさんのとこに・・」

 

その時勢い良くドアが開く

ドタドタドタ、バーンっ

 

ちゃんはる「皆聞いてすごいよーーー!!!」

 

ちゃんはる「しゃけさんがいたぁぁぁあ!!」

 

あさい「え?しゃけさんってあの?」

 

まる「え、ほんとですか?」

 

いちえ「ホントにいた!コックやってた!」

 

あんどー「びっくりした!」

 

その時ドアがゆっくり開いた

 

しゃけ「こんにちはー」

 

アーキ「ホントにしゃけさんだ…」

 

タカムラ(しゃけさんふぁぼったんだな…)

 

しゃけ「実はおしおさんの洋館で、コックをやらせてもらってて。あ、そうだちょうど良かった。皆に晩御飯のメインディッシュのアンケートを取りたかったんですよ」

 

ユウ「そごみつさん。この人は?」

 

そごみつ「ルームの最強の人の1人です」

 

しゃけ「晩御飯のメインですが魚と肉の2種類あります。魚は『鮭のムニエル』、肉は『ハンバーグ』最近、静岡のさわやかに行って食べたハンバーグが美味しくて、真似して作ってみました♪」

 

あさい「おいしかった!」

 

そごみつ「ハンバーグの新しい世界に出会ってしまった。」

 

しゃけ「ですので皆さんご希望を・・・」

 

アノマリー「ちょっと待って!皆もう大広間にいるよね?人狼の話をするよ。これを作戦にするのはどう?」

 

あいり「え、ハンバーグを作戦にするの?」

 

アノマリー「違います!能力者出しの方法と投票先を絞る作戦を思い付きました!」

 

アノマリー「今日のメインディッシュ『ハンバーグ組、ムニエル組』に分けます。役職をこの2つの組で分かれて同時出しします。」

 

アーキ「いつものグループ分けの同時出しと同じ?」

 

アノマリー「いや違います!この違うところが投票先を絞る手段になります!」

 

アノマリー「しゃけさん?夕飯は何時ですか?」

 

しゃけ「19時かな」

 

アノマリー「なるほど。有難うございます。ここからが大事です。ハンバーグとムニエル『どちらを選んだかは嘘をついて良いこととします。』」

 

そごみつ「ほう。」

 

あいり「面白そう!」

 

ちゃんはる「はるかハンバーグ!」

 

アノマリー「ちゃんはる早い!そして、『メインディッシュの選択の嘘をついた人』を今日の投票先、『真実を言った人』を占い先とします。あとは能力同時出しの順番ですが、ハンバーグ→ムニエルとします。もうちゃんはるが言っちゃったから!!」

 

アーキ「つまりこういうことかな。①しゃけさんに注文をこっそり言う。②皆にどちらを選んだか公表して、ハンバーグ→ムニエルの順番で同時だし。③夕食が来たら、お互いの食事をオープン。④投票先と占い先が決まる」

 

そごみつ「つまり人狼は処刑されたくなければ、『ムニエルを選んだと言い、ムニエルを注文する』のが良いのかな。同時だしは後の方が調整できるし。逆に占われたくなければ『ムニエルを選んだといい、ハンバーグを注文する』これで投票対象にはなるが、占われない。天狗はどっちを選ぶだろうね」

 

あいり「いいんじゃないかな。人狼同士もお互いが嘘を言っているかほんとのことを言っているかわからないし、うまくいけばどちらかに寄せることができると思う。最初の注文公開は順番に言わせても良いと思うよ。調整させた方が推理材料になるし、夜に覆る可能性があるから調整しようもないし。」

 

よう「ハンバーグの方が先に同時だしできる。というのも大事な要素ですね。」

 

ゆり「理解しました!これは始めてやる作戦かも」

 

あさい「でも好きなもの食べたいなぁ」

 

そごみつ「好きなもの食べていいんですよ。あくまで作戦に過ぎないのでそれも要素になるから」

 

アノマリー「じゃあ皆注文しますか。しゃけさんに誰にも聞こえないように、夕飯のメインディッシュをどちらか告げて下さい。」

 

しゃけ「面白いことになってきた♪順番にお願いしまーす」

 

各自がしゃけさんに自分の注文を告げた。

 

アノマリー「さて、終わりましたかね。」

 

アノマリー「では『嘘をついても良いですが』皆でなにを注文したか共有しましょう。」

 

ちゃんはる「はるかハンバーグ!」

 

あさい「私もハンバーグ!さわやかおいしかった!」

 

いちえ「私もハンバーグ?私も行きたかったのに!」

 

あんどー「俺もハンバーグー」

 

よう「私もハンバーグにしました」

 

ユウ「俺も!さわやかおいしいし」

 

タカムラ「俺はムニエル。ダイエット中なんだ」

 

まる「ムニエルにしましたーしゃけさんの鮭食べてみたい」

 

あじ「私もムニエルー」

 

ゆり「私もです?」

 

あいり「私もー!タカムダイエットってホント?笑」

 

そごみつ「皆ポンポン言うなぁ。人狼に調整させたいんじゃないの?」

 

アーキ「あ、同じ事を考えてました。」

 

アノマリー「残ってるのはこの3人だけですけどどうしますか?」

 

そごみつ「まぁもう勿体ぶっても意味ないし、言っちゃいますね。ムニエルです。」

 

アーキ「ハンバーグ」

 

アノマリー「あとは僕だけか。僕はムニエルですよ。これで全員できましたね。まとめると、『ハンバーグ組、ちゃんはる、あさい、いちえ、よう、アーキ、あんどー、ユウ』『ムニエル組、タカムラ、あいり、そごみつ、アノマリーあじ、まる、ゆり』これで合ってるかな?」

 

アノマリー「というわけで決まったらもう一斉だししちゃおうと思うんだけどどうですかね。」

 

あんどー「もうさっさとやりましょ」

 

アノマリー「カウントは僕が取るね。ハンバーグ組いくよ 3,2,1!」

 

あんどー「予言co」

 

よう「予言です」

 

ちゃんはる「はるか霊媒ー!!」

 

アノマリー「21じゃん?次はムニエル組いくよ!3,2,1!!」

 

しーん・・・

 

アノマリー「ムニエル組はなしー!?」

 

あじ「21で確定でいいかな」

 

まる「アーキさんなにもない?」

 

アーキ「なんで俺に聞くんですか笑ないですよ」

 

タカムラ「もう締め切ろうぜ!」

 

あんどー「対抗ようさんか」

 

よう「あんどーさんですか。」

 

あじ「ムニエル組からは誰も出ませんでしたね」

 

あいり「今日の吊り先の話していい?ムニエル組の嘘つきに投票したいんだけど」

 

そごみつ「わかる」

 

ちゃんはる「わかんない!」

 

ゆり「教えてもらってもいいですか?」

 

よう「あんどーさん対抗は熱いですね!」

 

あんどーさん「ほんまや」

 

あじ「こらこら二人ともちゃんと聞いて」

 

あいり「あんどーさん、ようさんのどちらかが人狼だった場合、ハンバーグcoの方が早かったから、ムニエル組に人狼が調整したと思ってる。」

 

あいり「要は残りの二人の人狼がムニエル組にが寄ったから、一斉出しで出れなかったのかなって思ってる。ようあんどーが真狂だった場合は3人人狼がどちらかに寄った可能性が高いと思ってて、その場合はco者が少ないムニエル組に多いんじゃないかなと。こっちは確率論だけどね」

 

ユウ「占いも本当にムニエルを頼んだ人たちに使うのが良いんじゃないんですかね。」

 

そごみつ「それはは予言本人達に任せてもいいと思います。真偽判断にも使いたいですし。」

 

あさい「本当に頼んだかどうかはまだ公表しない?」

 

アノマリー「時間あるんでお楽しみで良いかなと思ってます!」

 

いちえ「初日白は聞いていいよね?もう対抗いないと思うし」

 

あんどー「そごみつさんが初日です」

 

よう「アノマリーさんが初日です」

 

ユウ「どっちもムニエル組ですか。囲ったかな」

 

ちゃんはる「そごみつさんが初日白嬉しい!」

 

アノマリー「俺は!?」

 

ちゃんはる「別にー」

 

タカムラ「でもホントにムニエル組に人狼が集中してるのかな。普通にハンバーグ組にも人狼いると思うんだけど」

 

まる「まぁ可能性としてはどちらもあるはありますよね」

 

アーキ「でもあいりさんの提案は納得できるから今のところは賛成。あとは誰がムニエルと言ってハンバーグを頼んだか次第」

 

タカムラ「俺はハンバーグの嘘組でも怪しい人いたら投票するよ。というか1人疑ってる人がいる」

 

あじ「誰です」

 

タカムラ「ユウさん。占いまで無理やり寄せようとしてるから、ちょっと違和感を感じました。」

 

ユウ「俺ですか。別にあいりさんの意見に賛成しただけですよ」

 

タカムラ「現状、あいりさんは村だと思ってます。アノマリーさんが白もらってるけどワンチャンあるかなってくらい」

 

そごみつ「そうそうそういえばアノマリーさんはなんで『ハンバーグ組を先に』したんですか?一斉だしの順番の話です。」

 

アノマリー「ちゃんはるがハンバーグと言ったからだよ」

 

アノマリー「あのときのちゃんはるの様子が特に考えてる感じには見えなかったので、村っぽいも思ってちゃんはるのいるハンバーグを先にしました。狼を後ろに寄せたかった。だからあいりさんの投票には賛成」

 

いちえ「皆賛成しててなんか気持ち悪い」

 

あさい「わかる。」

 

あさい「ユウさんが怪しいのはなんとなくわかる。あとはまるさん。もっと喋って。」

 

まる「うーん。怪しいと思ってるのはあじさんです。ムニエル組の中では。あとはゆりさんの色が見えない。」

 

ゆり「私自身も別に村っぽさは確かにないからその意見は受け入れます」

 

ゆり「私もあじさんが怪しいかなぁ。あとはあいりさんはやっぱり村寄りだと思います。」

 

あじ「なんで私がこんなに疑われてるんだ!!そこまで発言してないからですかね。でも人狼からも黒塗りされやすい位置にいると思います。ムニエルと言ってだし。」  

 

いちえ「全っ然わからん!」

 

アノマリー「さて、そろそろ夕飯が運ばれてくる頃ですかね」

 

しゃけ「皆お待たせ♪楽しい楽しい晩御飯の時間ですよ。それぞれ注文をしてくれたメインディッシュを渡していきますよー。ハンバーグは跳ねるから紙エプロンを用意してね。」

 

あさい「再現度高い!」

 

そごみつ「さすがしゃけさん」

 

しゃけ「ハンバーグの人は・・・ちゃんはる、あさいさん、あいりさん、そごみつさん、アノマリーさん、いちえさん、ゆりさん。

ムニエルの人はたかむ、あじさん、ようさん、あんどーさん、アーキさん、まるさん、ユウさん」

 

あさい「やっぱり、アーキさんとそごみつさん嘘ついてる!」

 

そごみつ「簡単にまとめるとこうかな。

占い先候補

ハンバーグ真…ちゃんはる、あさい、いちえ

ムニエル真…タカムラ、あじ、まる、ゆり

 

処刑先候補

ハンバーグ嘘…ユウ、あんどー、あーき、よう

ムニエル嘘…そごみつ、アノマリー、あいり。ちょうど半分になりましたね」

 

あいり「ちょっと待って!ムニエル嘘って私以外白先じゃん。ムニエル嘘から投票しようとか言っといて私処刑されんの!?」

 

まる「どんまいですね」

 

あいり「嘘でしょ!?」

 

タカムラ「別にハンバーグ嘘にも入れていいんでしょ?あいりさん村だと思う、そごみつさんアノマリーさんは片白だし

 

ユウ「タカムラさんの投票先は私になりそうですね」

 

タカムラ「そうです。ムニエル嘘の投票先が村陣営が多そうなのでね。アーキさんよりはユウさんの方があまり考察が伸びてないし」

 

まる「そういえば予言の二人はどうしてハンバーグと嘘をついたんですか?あとは他の人の嘘の理由も聞きたい」

 

よう「同時だしで出れるし、調整とか思われたくないので先に一斉だしするハンバーグ組にしました。あとは予言なので処刑はされないと思い嘘をつきました。」

 

あんどー「すごい…全く同じや」

 

そごみつ「俺がムニエルで嘘をついたのは、人狼は後半のムニエル組に多いと思ったから。」

 

そごみつ「正確には『ムニエル組の方の人狼が有利』と発言して人狼をムニエル組に増やそうとしたからが正しいのかな。そして直接殴りあって人狼を吊ろうと思いました。初日に吊られるつもりはなかったんだけど、初日白は予定外ででしたね。」

 

アノマリー「作戦提案者として投票先に入ろうかなって」

 

アーキ「ムニエル嘘の方が投票対象になると思いました。投票も処刑もされない位置がハンバーグ嘘だと考えました」

 

ユウ「自分は村なので、占いに無駄占いをさせたくなくて、投票先に来ようと思いました」

 

あいり「そごみつさんの発言で人狼が逆にハンバーグに寄るかなと思ったので、ムニエル嘘に来ました。でもcoの状況から、ムニエル嘘に人狼が多いと推理したらこんなことに・・・」

 

まる「わかりました。皆さん結構考えてたんですね。とりあえずご飯にしますか。」

 

そして、各自食堂に移り、夕食を取った。

さわやかの完全再現のハンバーグ、しゃけさん特製の鮭のムニエルどちらも大変好評であった。

そして、皆は気づいているかどうかは不明だが、全員揃っての最後の晩飯であった。

 

夕食後、運命の投票タイムが始まる・・・

 

もる『皆おっひさー!!もるだよ!さぁというわけで投票タイム?投票はTLPT方式なので皆1ツイートくらいなら喋っていいからね。机の上に薔薇を置いておきました。最多投票者はこちらの部屋へ入るように!』

 

突然、大広間の扉が開く。処刑者しか入れない部屋へ犠牲者をいざなうために。

 

よう「投票します。ケミカルだから予言両偽を追われる可能性もあると考えてます。だからそれを消すために対抗のあんどーさんに投票します。占い先は言いません」

 

あんどー「投票します。考えてること全部ようさんが先にやるー。ようさんに投票します。」

 

いちえ「投票します。わからん。あいりさんは確かに村っぽいけど、ムニエル嘘の推理から人狼像に該当するのは結局あいりさんだと思う。」

 

あさい「あいりさんもなくはないと思うけど、今日はユウさんにいれる。あいりさんは占い位置。でも今日は占えないか」

 

ユウ「投票します。多分対抗はあいりさんになるのかな。あいりさんに投票」

 

アーキ「投票します。ユウさんの対抗は同じ行動をしてる俺になるんじゃないかなって思った。ユウさんへ投票」

 

そごみつ「投票します正直人狼は掴めてないんだけど、俺が村置きしてる人がユウさんにいれてるんだよね」

 

そごみつ「ちょっと重い票をいれてみます。ユウさんへ投票」

 

ゆり「投票します。ムニエル偽は全員村置きするんですか?囲われてると思いますし、あいりさんも人狼が普通にあると思いますよ。あいりさんへ投票します。」

 

アノマリー「投票します。あーきさんも同じだよね?なんで0票なの?アーキさんへ投票。」

 

あじ「投票します。あいりさんは村だと思うんですよね。アーキさんはなくはないかな。アーキさんへ投票」

 

まる「投票します。あいりさんへ投票。そこまで村っぽいかな」

 

あいり「投票します。ちょっと皆ちゃんはるの投票待たなくていいの?確定霊媒だけど、偽の可能性あるからね?ちゃんはるよりも後にいれようと思ったけど結構投票が入ったから先に投票します。生きたいからユウさん」

 

タカムラ「投票します議論から変わらん。ユウさん投票」

 

ちゃんはる「投票ーあいりちゃんは村だと思うのでユウさん!」

 

投票結果

ユウ6票

あいり4票

アーキ2票

よう1票

あんどー1票

 

ユウさんが処刑されます。

 

投票順 よう あんどー いちえ あさい ユウ アーキ そごみつ ゆり アノマリー あじ まる あいり タカムラ ちゃんはる

 

ユウ「まじか!ごめんなさいホントに!予想外だ。とりあえず村×村なので安心してください!」

 

そして恐ろしい夜がやってきた・・・

 

各自部屋に戻ってください。

 

ユウが処刑者の扉へと進んでいった。ホントにもう会えないのだろうか。

 

皆が不安と疑惑を胸にかかえつつ部屋に戻っていった。

朝起きたときにはまた誰か1人減っているのだろうか・・・・

 

コッケコッコー

 

朝になりました!

 

全員が大広間に集まりました。

 

いちえ「あれ・・・全員いる?ユウさんはいないけど」

 

ピンポンパンポーン

 

もる『本日は平和な朝を迎えました』

 

あさい「うっそすごい!!」

 

もる『そして

 

─────柴犬が使われました』

 

二日目へ続く。