もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

特別編「ケミカル人狼考察②」

もるです。連日の投稿ですが,今日もあいりさんになります。もるがサボってるという噂もありますが,気ままにやるのが長く続く秘密だと思います。

人狼ゲームでできる人間関係って不思議なものがありますよね。このブログで登場したおしおさんもあいりさんも人狼を始めなければ出会わなかったわけですから,そう考えると尊いです。二人とも今では大切な友人です。そして,それぞれが独自の視点で人狼と向き合っているのが面白い。このブログにいろんな人が登場するのも多面的に人狼ゲームを見てみたいという気持ちからです。これからも広く大きく人狼と関わっていきたいものです。というわけで『私も載せて!』という方は

もる (@morujinro) | Twitter

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さて今日は昨日のあいりさんの続き「ケミカル人狼考察②」となります。ではあいりさんにバトンタッチ!

 

あいりです!今日はケミカルの騙りについてから始めます!

【騙り〜能力所持編〜】

仲間を信じることができたら、次の作業。ここから騙り役にスポットをあてます。
今回は実際に能力カードを持っている場合です。これはいわゆる「のっとり」に近い状態です。

♦占い師♦
狼が占い能力を持っていたら?強いですねえ。噛みと占い両方を使って狐を探せます。見つけた狐を自らの手で屠ることもできます。それがたとえ狼仲間であっても。また真占い師不在も把握しているのでグレコンも容易。
狂人が占い能力を持っていたら?強いですねえ。的確に狼を囲い、呪殺を出し、さらに噛まれることもできる。ただひとつの嘘だけを抱え真占い師として散り、LWを確白にすることもできる。
実際に能力カードを持った狼陣営を探すことは、困難を極めます。だって本来なら騙りを追い詰めるはずの真能力者が、いないんですから。騙りがうまいプレイヤーがこの状態になると、鬼に金棒、おしおにパンツ状態です。

ただ、狼は内通ができない。狂人は把握されない。その綻びによる不和や行き違いが起こり得ます。実はこれが本当に、結構起こります。
ケミカルは一見無茶に見えて、ワンサイドゲームにならないようルールベースのバランス調整が絶妙になされています。まじおしお。まじパンツ。
また日数が少ないため、特に狂人には盤面の全容を占い能力で把握しきるほどの時間は与えられていません。

とはいえ、たしかな爪痕は残せます。有利なことは事実です。狼陣営に占い師がまわってきた時点で、油断しない程度に勝ちを確信し、強気な作戦に出ていいと思います。

 

♦霊能者♦
続いて、狂人が霊能力を持っていたら?強いですねえ。現状を的確に把握できることからPP宣言も容易、かつ狂人COなどの奇策も根拠と自信を持って実行できます。
人狼が霊能力を持っていたら?実はこれ、あんまり強くない気がしますね。だって狼は昨日吊られた人間が○か●か、そんなもん能力使わなくても知ってるよ!!っていう。
しかし、人狼が霊能力を持っている強みは…そんな単純なことではありません。
重要なのは「狼が霊能不在を知っている」ということ。それだけで占い騙りは好きなタイミングで●が出せる。仮想狼の仕立ても自由自在。恐ろしいですねえ。ただしこの状況を知っているのは「霊能者のカードを持っている狼」だけなので、何かしらの方法で仲間に伝えてあげられると素敵です。
霊能者は占い師に比べ、気持ち的に安易にケア吊りされがちです。それゆえ完全のっとりの難易度は上がりますが、仲間が「狼の霊能のっとりが成功している」という確信に至りやすいため、霊能の信用が高ければ「ケア吊りをしている余裕がない」展開に誘導することが可能なのも素敵ですね。

【まとまってないまとめ】
動画はある程度ご都合主義というか「敵対陣営が自分の思い描いたように最善手を打ってくれる」ように作っています。
しかし実際のゲームはそう単純ではない。隙のない完璧な化学反応、完璧な布陣、完璧なゲームメイク。それらをもってしても、誰か一人の村人らしさ、形容できない白さに足元を掬われ瓦解することだってある。
対面人狼のそんなロマンを、ケミカルを通じて感じていけたら素敵だなあ、なんて。思っています。

 【そして告知】
もるブログとのコラボ企画です。実際にあったケミカルのゲームを私が動画化し、もるさんがブログで考察する。一週間に一度、一日ずつ進める。そんな感じの企画になる予定です。
みなさんももるさんと一緒に考察、推理してくださいね!
動画のモデルになってくれる方も募集中です。笑
お楽しみに!

 

あいり