もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

ロジック勢という言葉の定義

土日です。一週間が早いです。真面目に仕事をやっていれば平日なんて一瞬なんですね。このまま歳を取っていくとしたら少し恐怖感もあります。

さて、人狼ブログからパンツブログへと変わりつつあるこのブログですが、今日はがっつり人狼について書こうと思います。以前は『パッション』について書きました。
今日は『ロジック勢』についてです。
 

ロジックの意味を大別してみる

ロジックという言葉の使われ方ですが、やはりパッションの対義語として使われる場面が多いでしょうか。これについては以前もお話した通り、ロジックの対義語がパッションであると私は考えていません。そもそもロジックって何なんでしょうか。私は人狼で一般的に使われる『ロジック』は以下の二種類あると考えます。
 
・レギュや役職の内容から自陣営最適な進行方法を取るための考察すること
・誰かに疑いをかけるときに、投票や発言などの事実に基づき論理的に説明すること
 
上は『人狼ゲーム』におけるロジックですね。多人数だったり第三陣営が入ったりしてレギュが複雑化した場合に発揮されます。この『ロジック』に関しては私はあまり言及しません。単純にゲーム数をこなしていないため、まだ語る立場にないと思っています。最近、月1くらいで修行を積んでいますがまだまだです。特に人外陣営の動きに関しては発展の余地があると考えています。頑張ります。
では下の『ロジック』についてはどうか。私はこれをロジックという言葉で括ってしまうことに少し違和感を覚えています。


事実からの推理は他人を説得しやすい

極端な話をしてみます。
「Aさんがなんとなく怪しい!」
よりも
「初日に確白でもないのにわざわざ最終票まで待って、人狼だったBさんを庇って村人に決定票を入れたAさんが怪しい」
の方が説得力ありますよね?
やはり事実に基づく推理の方が疑いの重さが違います。ただこれはあくまで「他人を納得させるために分かりやすく説明している」だけであり、説得の手法の話だと思ってます。ある程度人狼に慣れてくると自然とこういった説明の構築ができる人が増えてきます。その人達に対して
「あの人はロジック勢だから・・・」
みたいな言葉を投げ掛ける人を時々見かけますが、それははっきりと違うと言っておきます。ただ分かりやすく説明をしているだけのことであり、「ロジック勢」という大それた言葉で表現するものではなく、当たり前のことです。だって人狼ゲームは人に自分の考えを伝えるゲームなのですから。
 

壁をぶっ壊せ

私が言いたいのは、これを「ロジック」としてしまうと全部ロジックになってしまいます。そしたら「ロジック勢は云々」と言ってる人達は何なんでしょうか。
以前書いた「ガチ勢とエンジョイ勢」にも通ずるものがあるのですが、変に他の人を括りたがる人は、自分の立ち位置を見失っているのではないかと思います。そして、新たに自分の立ち位置を定めるために排他的なグループ分けをする。そしてその生産性のない区分けのの1つが「パッション勢とロジック勢」だと考えてます。
私はその壁をぶっ壊したいのです。
パッションは自分の主張や考えを伝えるための手法の一つ
そして人に自分の考えを伝えやすくするための当たり前の手法は当たり前のことであり、ロジックなんて大それたものではない。
ほらわざわざ括るほどのものなんかじゃないでしょ?
 
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