もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

人狼と身内切り

2日目です。よく続いてますね。

ホントは今日の内容を「村人」か「初日吊り」かで悩んでたんですけど,結局「身内切り」に落ち着きました。

時々,ツイッターでも議論になりますしね。というわけで今回は身内切りについてです。相も変わらずTLPTルールでのお話。

 

 

身内切りは強い?弱い?

身内切りは初心者が覚える最初の村アピの方法でしょう。仲間の人狼を処刑をしたら一見村目に見えますからね。

しかし,基本的に身内切りは弱いと私は考えます。理由は以下の2つです。

①単純に仲間の数が減り,人狼濃度が下がる上に日数が延びる。

②議論内容は投票だけでなく,挙動や発言など多面的な議論要素がある。

要は対面人狼では身内切りしたところで,次の日は白くなってもだんだん効力が下がってくるんですよ。目の前の村アピに飛びついて終盤吊られている場面をよく見ます。

 

 

身内切りの見極め方

見極め方と言ってもそれが100%当たるわけでもありません。あくまで私の基準です。

投票理由がなく,投票をする。

 たぶんこれが一番わかりやすい例ですかね。人狼は答えを知っているんで,考察とかなにもする必要がなく,仲間へ投票をする。

後から理由を聞かれても「怪しかったから」しか答えない。基本的には村人は人狼が誰かを考え,各々の理由を持って投票します。だから,投票先は合っていても過程が異なるため身内切り狼への違和感に繋がるんですよね。

自分の白アピが「人狼に投票したから」しかない

これは身内切りに対する甘えですね。初日に身内切りをして次の日以降,村目で見てもらったばかりに油断してしまい,投票終盤には村要素が身内切りしたことだけになってしまう。「私は狼に投票した!」って言われても「それしかないでしょ?」ってお話です。情報は更新されていきます。先ほど述べた通り,行動や発言内容も議論に影響していきます。

初日に人狼に投票していない村人が気づけば自分より白くなったというのはよくある話です。

 

弱い身内切り

身内切りに一番必要なのはなんでしょうか。

そうです。霊媒師です。仲間の人狼を切ったところで結果が見えてないと意味がありません。だから,身内切りが行われるとしたら基本的には序盤になります。

終盤,霊媒師がいない状況で仲間が疑われてしまいその流れに乗りそのまま仲間へ投票。これは身内切りでもなんでもなく,ただ優秀な村に押し流されてるだけです。恐らく人狼負けでしょう。

つまり、終盤になったら変に身内を切っても霊結果がないので全く意味がないのです。だったら村の流れに逆らってでも仲間を助け,村人に誘導をかけるべきです。そうして村を吊れて勝ったほうが気分が良いものです。

有効である身内切りをする人とされる人の関係性

これまでは身内切りに関して否定的な意見を多く述べてきましたが,「身内切り=弱い」ではなく,場面や状況,仲間の特性などを考慮すればかなり強いものです。

そして,有効な身内切りをする時に必須なものとして,する人とされる人に以下のような関係性が必要だと考えています。

身内切りする人=ある程度の生存能力と誘導能力がある人

身内切りされる人=ぬるっと吊られる傾向がある人

この関係性が逆になってしまったら,身内切りが人狼陣営を追い詰めるだけになります。

確かにある程度の誘導力を持った仲間人狼を切ってしまえばインパクトは大きく,最初は村っぽく見てもらえるでしょう。しかし,そのまま最後まであなたは生き残れますか?ぬるっと殺されませんか?

ここが初心者によくある勘違いだと思います。身内切りをしたところであなた自身に生存能力がなければ,吊縄はあなたに届くのです。

 

身内切りは自分が村人である証明ではありません。

自分が疑われないための理由の一つにすぎないのです。

 

翌日以降も頑張らなければ最終的には村貯金が切れた怪しい人狼候補です。

ちなみに身内切りがうまいTLPTの役者さんとして,メイソンさんを挙げます。あの人は基本的に自分がLW位置に来ることを理解しているので,身内を切るときと切らないときの判断が絶妙です。

仲間が疑われた際には,ちゃっかり投票しつつ,翌日には自分が率先的に誘導したと主張。

ちゃっかり投票したものの人狼仲間が死なず,次の日に村要素が少しでも出たら全力でかばいにいき,投票候補から外す。ある程度の生存能力と誘導能力がある人による身内切りの理想例ですよね

 

相変わらずぐだぐだ書きましたが,あくまで私の考えってことでお願いいたします。

 

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