もるブログ(ひたすら人狼論)

人狼についてあーだこーだ書きます(主にTLPTルールとアルティメットルール中心)

それってメタ推理?

もるです

何日かは空きましたけどそれでもちゃんと更新しています。しかし,22時に上げるとツイッターには書きましたが,多分間に合わないだろうなあ。

基本的には東京で人狼をしているもるなのですが,最近他の地域で人狼をすることも増えて来ました。そこで感じるのはやっぱり文化が違いますね。と言いますか、東京で流行ったことを他の地域が追いかけているような感じもします。そもそも,人形に役職を配ったり,誰かが席を立ったら関係ない人が死んだり,桃太郎や金太郎が出てきたりと東京の人狼のやりつくした上でのこじらせた感はすごいですよね(正式ルールを送ってくだされば,三太郎人狼で一記事書きますよ!←突然のオファー)。

特に顕著なのが,役職の潜伏ですかね。今度潜伏役職についてみっちり書こうかな。

 

今日はメタ推理について書きますよー。

ホントは,考察の方法を何種類かに区分けして,樹形図によるグルーピングをしようと思ったんですが,時間がなくてやめました。だから今日は亜種としてメタの考察の定義について考えてみようと思います。

 

メタ推理の定義づけ

 

時々メタ推理と挙動推理を同じとしている人も見かけますが,私は完全に違うものだと考えています。私はメタ推理とは「対象の個人の傾向に基づく推理」の事を指すと考えています。挙動推理との違いは「一般的に共感を得られるかどうか」にあると思います。

 

例えば,

①桃太郎「金太郎さんはこの前同村をしたとき,人狼を引いて静かだった。今回も静かだから人狼だと思う。」

これは「メタ推理」だと思います。もしこの村に初めて桃太郎と金太郎と同村する人がいたとしたら,そんな前情報知ったこっちゃないですからね。このように,全員に共有されていない各個人の傾向や癖を元に推理することはメタ推理だと考えています。この考察は「金太郎の傾向」を起点にしています。

 

②桃太郎「浦島太郎さんはカードを引いたときの表情がこわばった。素村ではないと思う。」

これは「挙動推理」の範疇だと考えています。これは浦島太郎の癖などには関係なく,「特別なカードを引いたから,表情がこわばったのではないか」という「カードを起点に発生する挙動」について考察したものだからです。この考察が合ってるか間違っているかは置いといて①の考察よりは受け入れやすいのではないでしょうか。

 

③浦島太郎「桃太郎さんは,占い師と言っているが初日白を守る行動や投票をしていなかったから偽だと思う。」

こんな感じで,役職の動きを元にした推理もあります。これはメタ推理ではないと思っています。①との違いとしてはこの推理の起点は「役職の動き」にあります。

 

②と③に共通しているのは推理の起点が「全員が共通して認識しているもの」であることです。②は「カード」,③は「役職」。それに対し,①は「各個人」を起点にしているため「その人を知らない人から見たらなんのこっちゃわからない」のです。村で一緒に推理を進めていく上で,推理の起点が偏っていると不公平ですしね。

 

クローズドアイテムとメタ推理

 

ここでひさびさに出てくるあれです。

オープンドアイテム
役職による結果やCO数、夜の襲撃の結果など。ログを書いた時に残る考察要素。
 
クローズドアイテム
挙動や発言内容、誰に投票したか、何番目に投票したかなど、ログを書いた時に残らない考察要素。
 
私が言いたいのは,メタ推理≠クローズドアイテムということです。
特に挙動は対面人狼ならではの重要な推理要素であり,これをメタ推理とばっさり切ってしまうのはもったいないと考えています。クローズドアイテムも対面陣人狼を構成する上の重要な要素です。
 
メタ推理で繰り広げられている人狼って,置いてけぼりを食らった人からしたら全く面白くないです。せっかく対面人狼をするのなら全員で共通の情報を元に戦いを繰り広げたいですよね。
 
全体的に三太郎感を出してみました。三太郎人狼製作者に届け!
 
もる
 
 

 

ケミカル人狼×魔法都市の人狼

もるです

昨日は皆さんありがとうございました。人狼ルームのGM陣にもリツイート頂き,感激です。昨日は星野GMとアリサGMにピックアップして書きましたが,他のGM陣も素敵な方々ばかりなので興味ある方は是非とも行ってみてください。昨日オススメしたイベントはもう残席数が少なくなっております。満席になる前に滑り込むんだ!

 

超極上人狼@Sugamo (アリサ・星野参加) – ドイツゲームスペース

超極上人狼@Sugamo (アリサ・星野参加) – ドイツゲームスペース

 

さて,閲覧数がぐわっと伸びた次の日のネタはケミカル人狼のことを書けば良いという言い伝えがありましたので,本日はケミカル人狼のお話です。そしてそして!ケミカル人狼と魔法都市の人狼をコラボしてみたら実はめっちゃ面白いって知ってました?村人×村人を引いて少し残念がっているそこのあなた!イベントカードがありますよ!

 

面白いもの×面白いもの=楽しさ無限大∞!!

おしおさん×星野さん!!(個人的にはこの並びが正と思っています。)

 

ケミカル魔法都市

 

それぞれの過去の記事はこちら

新感覚人狼ゲーム『ケミカル人狼』 - もるブログ(ひたすら人狼論)

魔法都市の人狼 - もるブログ(ひたすら人狼論)

 

一人2枚の役職が配られるケミカル人狼と処刑者がイベントカードを引ける魔法都市の人狼,実はこの二つの人狼ゲームって相性がいいんです。ケミカル人狼人狼が役職カードを多く持ってしまった場合,村側の反撃の手段が少なくなってしまいますがそこをカバーできるのが魔法都市のイベントカード。

例えばイベントカードで「墓地(預言者を即座に殺す)」を使った場合,人狼×預言を殺すことができます。「祭壇(以降はオープンルールとなる)」が出た場合,2枚のカードがすべてオープンになります。「魔術師組合(誰かひとりを道連れにする)」が出た場合,うまくいけば人狼×人狼を道連れにできるかも?

私が小学生の頃に流行った遊戯王カードの様な,切り札を使って人狼の策略を崩す快感を体感することができます。前にやった回では,人狼×預言者が襲撃で狐を把握し,次の日,村陣営の恋人たちが処刑され,この夜に狐を溶かして,襲撃が成功したら人狼勝利—————と思ったのですが,処刑された恋人が「墓地」を使用し,人狼×預言者が道連れになりました。残ったLWは告発ができず狐勝ちとなりました。(狐はもるです。自慢です。)

このように村人が追えないでいる内訳で絶対絶望の状況下でもイベントカードによりy測できない展開となります。

 

ケミカルな魂の渦

 

 そうそしてこのイベントカードなしではケミカル人狼を語ることができません。「魂の渦(生存者の役職カード配り直し)」ケミカル人狼なので,2枚とも配り直しになります。下手したら人狼の数が変わります。

例えば,人狼×村人がLWの状態で残っておりかつ狐×村人が残っていた時,魂の渦が起こり,狐×人狼を手にした人がいたとします。

その場合,狐×人狼はカウントがなくなるために,配りなおした時点で人狼がいなくなり狐勝ちとなります。まだ一度も見たことはないのですが,こんなミラクルを一度は見てみたい。

ケミカル人狼も魔法都市の人狼もそれぞれ単体でもめちゃくちゃ面白いですが,組み合わせた時の可能性は無限大!?という紹介でした!

 

もる

 

人狼ルームの素敵なGM ~星野さんとアッサリン~

もるです
20時にアップすると言ったんですが、まだ家に着いてません。果たして間に合うのかどうか…
最近、記事を毎日あげてますがこの波が止まってしまったらまた書かなくなるんじゃないかと怖くなってます。バランスが難しいですよね。まぁでもこういうのは勢いです。
あと何件かご意見を頂けて嬉しいです。色んな考え方があるゲームですが、それを各人で擦り合わせていくのも楽しいんですよね。
どしどしご意見お待ちしています。

さて、今日のネタなのですが、あの人狼ルームの人気イベントにまだ予約できそうなので、ちょっとそのイベントに登場するお二人のGMについて書いてみます。 

 

店舗型の人狼ゲームのGMの良さ

まず、前提として私は店舗型の人狼ゲームのGMはやはり強いと考えております。
理由としては、お客さんのプレイを俯瞰的に見ることが出来るので、客観的な思考の推移が可能となるからです。
一度聞いたことがあるのですが、
・今日は誰が噛まれそうだ
・狩人は誰を守りそうだ
・おそらく預言はあの人を占うだろう
こんなことを考えながらGMをしてるそうなので、村に入ったときもGM時の思考を活かして戦う事ができます。
こういう経験って一般の人にはなかなかできないと思うんですよね。

そんな中で私のオススメのGMと二人同時に人狼ゲームができるイベントがありました。

こちらです。

 超極上人狼@Sugamo (アリサ・星野参加) – ドイツゲームスペース

超極上人狼@Sugamo (アリサ・星野参加) – ドイツゲームスペース
もったいないので宣伝させてください。だってお二人ともすごい人なんですから。


魔法都市の貴公子 星野GM

当ブログでも何回か紹介したことがありますが「魔法都市の人狼」の製作者であり、人狼が好きすぎて止まらない最強のGMです。
星野GMとは私が人狼ルームに通い始めたよりも少し早くお客さんとして、人狼ルームに通ってました。
GMになると聞いて物凄く驚き、喜んだ記憶があります。

星野GMのすごいところは天性のゲーム勘でしょうか。裏恋人(陣営とは関係なく同時死する恋人。人狼-村人恋人の場合、その村人が噛まれたら人狼も死ぬ)が入っていたレギュで、星野GMが裏恋人で村人と付き合っている人狼だったときがありました。
仲間の人狼が吊られてLWだった星野GMは裏恋人coをしたあとその恋人を夜に襲撃しました。
霊界から見てたもるは(自殺やん)と思っていたのですが、狩人がまさかの護衛成功。
星野GMは一気に白くなりLW勝ちしました。
星野GM曰く「GJがでると思った」

すんごい勝負度胸です。
あと星野GMはところどころ可愛いのでそういったとこも魅力です。

 

競技人狼初代チャンプ アリサGM

アリサGMはフジテレビで開かれた競技人狼の初代チャンピオンでありつつも、穏やかなプレイスタイルであるGMです。強さと優しさを兼ね備えてるプレイヤーってそんなに多くないと思うんですよね。
アリサGMは私が初めて人狼ルームに行ったときに同村したメンバーの中の一人です。いきなりアリサGM人狼を引いて二人で勝った記憶があります(仲間の一人は私が身内切りしました。後の相棒です。)。
アリサGMのすごいところは人狼ルームのイベントにある「お茶会人狼」や「振り返り人狼」のGMをしており、初心者へのアドバイスが的確かつわかりやすいところでしょうか。人狼ってどうしても怖くなってしまうものであり、初心者さんへの配慮などが難しいのですが、この人は完璧です。
人狼ゲームの入り口の門に立つべき人間はアリサGMの様な人であるべきと心から思っています。
アリサGMのイベントから人狼ゲームに呑めりこんだ人も少なくないんじゃないでしょうか。
人間的にも実力的にも魅力溢れるお方です。

そんな二人と同時に同村できるイベントが、明後日開催の「超極上人狼」!
魔法都市の製作者とフジテレビ競技人狼初代王者。この二人には確かな実績と実力と魅力があります。
もし予定が空いている方がおりましたら、参加してみてはいかがでしょうか!

 

以上
もるでした(  ̄▽ ̄)

初日のグループ分けに意味はあるのか?

もるです
寝ようと思ったけどポチポチスマホから打っています。
人狼ルームに新しいGMが誕生しました。彼とは何回か同村したことがあるんですけど、イケメンです。特に横顔の造形は芸術的です。
人狼ゲームって不思議ですよね。多分人狼を通しての出会い人生が変わった人ってたくさんいると思うんですよ。これからの出会いで人生が変わる人もきっといる。
騙し合いをしてるはずなんですけどね 笑
そういった場を提供してくれる人にも感謝ですし、参加してる人にも感謝です。このブログもそんな人々の一助になれば良いんですけども。
というかあれですからね!コメントくれてもいいですし、もるさんのTwitter垢にリプくれてもいいんですからね

アカウント置いとこー。

もる (@morujinro) on Twitter

 

さて今日は初日のグループ分けのお話。

 

グループ分けって有効なの?

初日のグループ分けって結構な頻度で行われると思うんです。あのメガネをかけてる人が不憫な目にあうあれです。
メリットとしては
・初日の票がバラけるのを防ぐ
・議論を何人かに集中させることで、議論の精度を上げる
といったところでしょうか。
確かにこのメリットはわかります。初日に票がバラけてしまっては人狼票の影響力が相対的に大きくなります。それを防ぐことができるのも魅力ではあります。

しかし、単純にグループ分けする事って実は得られる情報は少ないと思うんですよ。こんな流れになったことはありませんか?
・グループ分けに時間を使う
・グループ同士から投票対象者及び投票対象グループを決めるのに時間を使う
・投票対象者が決まったと思ったらそこから役職者がでて有耶無耶になる。

これって要はすっごく時間をかけた役職出しに過ぎないんです。そうすると投票対象者が曖昧になって議論の大半を無駄にしてしまう。それで人狼が吊れたらラッキーですけどね。

 

有効なグループ分けとは

だったら初日のグループ分けに意味はないのか!
という話にはならなくてですね。やるならある程度作為的なグループ分けをしたら良いと思うんですよ。メガネの有無ではなく。
例えばリーダーを決めてドラフト式で人を取っていくとか、人数を固定しないでどこに属するか選択式にするとか。要は上の様な流れになって投票対象が有耶無耶になったとしても、そのグループの形成過程を議論に使えるように意識して行ったら、それを有効に使うことができるかもしれないですしね。
単純なグループ分けを提案したから初日の投票対象から外れるのも不思議な話です。
何か『人狼を追い詰めるための工夫』が見られたら、わからんでもないですけどね。

さて、ベッドで横になってるので今日はこの辺で~

 

もる

 

議論中によく言われる「村っぽい」って?

もるです

アイコン可愛くしました。もるさんこんな感じでいきます。

なんかブログをパワーアップしたいんですよね。はてなブログの機能とかも使いこなせていないような気がします。人狼ブログランキングとかないんですかね。

ちなみに「人狼 ブログ」で検索すると上から2番目に来るようになりました。アルティメット人狼の大野さんのブログよりも上に来てるのはちょっと嬉しいです。ちなみに「もる ブログ」で調べると一番上に来ます。ブロガーの全もるさんの頂点にいるわけです。もる界のNo.1です。

今日の話題は昨日の話題から引き続いてグレーの人狼のお話。昨日の話題でいくつかご話を頂いたので許可を頂いた上でそれも含めて記事にします。

 

村っぽさと怪しさ

よくある事ですが「人狼3潜伏で勝って嬉しいか!人狼は騙ってなんぼ」みたいな話を聞きます。確かに騙ると場は盛り上がるし,インスタ栄えする人狼になります。でも個人的には別に3潜伏で勝っても良いと思うんですよね。潜伏してる人狼を全く捕まえることができないのは村が悪いです。村人が村っぽくなければ人狼の処刑は難しいです。じゃあその「村っぽい」ってなんなのでしょうか。

ここでとあるプレイヤーから頂いたご意見をご紹介。村っぽさとが端的にまとめられてわかりやすいです。

村っぽいと判定されやすい要素

・村人にしか言えない発言をしている

・正しい間違っているは置いといて、多角的な視点からの意見を出して人狼追い詰めようと工夫してる

・話を聞いた結果、疑いを時に覆す

これは昨日の話題に繋がる部分もあるかと思います。

人狼におけるセンサー - もるブログ(ひたすら人狼論)

また,怪しいと判定されやすい要素

・黒塗りが雑

・相手を吊るためだけの黒塗りをしている

・同じことしか言わない

昨日も書いた通り村人は人狼の位置を知らないので,多面的に推理を広げようとしますし,他のことを考えなくて良い分,考察が広がりやすい傾向にあります。逆に人狼は「仲間を守りつつ敵を作っていかないといけない」ため,場合によっては多少の無理があっても,村人に黒塗りしなければならなくなります。また,人狼の位置を知ってしまっているため思考に柔軟性がなくなる傾向にあります。

人狼はどこかで必ず村陣営を処刑しないといけないため,黒塗り対象をころころ変えるよりも固定した方が戦いやすいです。人狼を引いて負けた時に誰しもが経験のあることだと思うのですが,「黒塗り予定だった人が推理や発言で白くなった」「黒塗り予定だった人の発言から、説得力のある白要素を拾う村人がいた 」事はないでしょうか。それだけ村人単体の白さは人狼にとって脅威なのです。

 

村人騙りの意識

潜伏している人狼ってあくまで「潜伏しているだけの人狼」であって,村人ではないんですよね。潜伏している人狼は見つからないために挙動や発言を上記に書いたように村っぽく寄せていかなければならない。そのためにはどうしたら良いか。これもまた別のプレイヤーからご意見を頂きました。

人狼で潜伏する時の肝は「村人騙りであるという意識を強く持つ」事だと思っている。騙りを任せたのでは無く、村人騙りを選択しているのである』

格言ですよね。潜伏人狼は消極的に潜伏を選択したのではないのです。「村人を騙ることを選択」したのです。こういう意識を持てば,占い騙りや霊媒騙りの人狼のように潜伏人狼はうまく動けるのではないでしょうか。また,村人騙りという考え方から「有意義な身内切り」と「無意味な身内切り」も自然と区別出来て「村人として思考して投票する」先が仲間の人狼になってしまうのは最終日まで村アピに使える有意義な身内切り。皆に疑われてるから入れないと怪しまれるという理由で仲間に投票するのは、1〜2日の延命策。後者の場合は終盤には追い詰められてしまうことがあります。

このように「村人を騙るという意識」を持つことが,普段自分が村人だったときの行動に近づける要因となります。

人狼の動きの花形って役職騙りだけではないと思っています。潜伏人狼で村目を取りつつ村を誘導する人がいますが,これってすごく難しいことだと思うんですよね。こういった人狼に対抗するためには各自の村人が全力で村目を取る必要があります。

確かに騙りがバンバン出てくる人狼も派手で面白いですが,こうやって各自が水面下で戦う人狼もまた一興です。

 「初日なんで吊られたかわからない!」と言っているそこのあなた!「村人騙り」ちゃんとできていますか?

 

もる

 

P.S.めっさご意見使いました!ありがとー!

人狼におけるセンサー

もるですお久しぶりです。

らじさんのスーパー人狼カルチャーは台風の関係で参加することができませんでした。三国人狼を広めるチャンスが・・・。

三国人狼を楽しみにしていた方がいましたら申し訳ございませんでした(いるのかな。)

ちなみに三国人狼のルールはこちら

三国人狼 - もるブログ(ひたすら人狼論)

これやってみたら結構面白いんですよ。あーせっかくの遊んでもらえるチャンスがあああ。また,機会がありましたら是非是非。

 

さて久々の記事更新ですが,実は書きたいことは溜まっているんですよね。

「ブログ読んでますー」って言ってもらえると嬉しいですし,ちゃんと更新しよう。がんばれ俺。

今日はセンサーについて。『センサー型』というだけで片付いちゃってる部分をちょっとちゃんと考えてみようかなって思います。

 

センサー型の市民権

初日の役職者が出てない状態でも,その時点での作戦や議論の内容,挙動などで人狼を見つけるのが得意な人がいます。俗に言うセンサー型というところでしょうか。しかし,なんとなくですが,役職者の結果や投票からの推理よりも市民権を得られていないような気がします。

しかし,得意な人がいるということはその人には他人にはない着眼点があるということ。皆さんもグレスケ精度の高いプレイヤーとして誰かしら思い浮かぶ人がいるかと思います。「センサーだから」という一言で片づけずにどういうところを見ているか考えてみようじゃありませんか。

 

陣営による行動と言動の差は無くせない?

ある程度,経験によるところもあるかと思いますが,初級者~中級者のプレイヤーで村の時も人狼の時も全く同じ行動,言動を取れる人っていないと思うんですよね。上級者でも細かいところに必ず差異が出てくると思います。それは陣営によってゲーム内での立場と目的が明確に違うからであり,無意識なところでの差はなくすことは出来ないと考えています。

よくある「この言動が怪しいって言われたけど,村の時でも言ってるよ」という台詞。証明することは出来ませんが,おそらく立場が変わったら言ってないと思うんですよね。

その中で「人狼ゲームに関する考え方の違い」に関する発言だけはは村でも人狼でも同じ発言できると思います。それは発言の立場が「人狼ゲーム」について言及する立場にあるため,ゲームの内容とは関係なく発言できるからだと考えています。

違いがあるということは,見破ることが可能であるということ。

 

村っぽい人を削ってく

ここからは具体例に落としこんでいきたいと思います。難しいなあ。

というわけでグレスケ精度の高いプレイヤーにどうやって人狼を見つけているか聞いてみました。返ってきた答えは

「村っぽい人を削ってく」

村っぽい人の見分け方は?

「うーん,その時によって変わる。」

結論は出ませんでした。

 

ここで記事を終わりにするわけにもいかないので,普段からそのプレイヤーの考察とかを聞いている私が自分なりに解釈してみたいと思います。

村陣営のゲームでの基本的な目的は「人狼を見つける」ことにあります。

人狼陣営のゲームでの基本的な目的は「村に擬態して生き残る」ことにあります。人狼陣営の場合,村に擬態するということは人狼を探さないといけなくなり,自身の行動とゲームの目的が相反することになります。

単純な話,人狼と村人では人狼の方が考えることが多いんですよね。人狼が的確な推理をしてしまっては仲間を追い詰めることになってしまうかもしれませんし,そのためには他の村人に対して疑い要素を作るなど,別の道を提示しなければなりません。仲間を守りながら敵を作るって大変。

よく「発言数が少ないから怪しい」というのはここに帰着するんだと考えています。村の議論が進んでる中,発言をせずに考え込んでる人が怪しく見えます。人狼って考えることが多いから。でもいざ話を振ってみたら,実は周りをよく見てて村っぽいーというのもあるあるです。別に多弁だから怪しくないというものでもないですし。

発言内容に関しての人狼と村人の差は「思考開示の結果」よりも「思考の過程」に現れるのではないでしょうか。私は実は人狼の弱点は「誰が人狼であるかを知っていること」にあると思ってます。極端な話,人狼は考察の過程をぶっ飛ばしても人狼を当てることができるんです。だって誰が人狼か知っているのだから。

村人は人狼が誰であるかを知らないため,様々な過程を踏んで考えることができる。その内容が納得できるかできないかもあるかとは思いますが,その村人が人狼を探すことのみを考えて積み重ねたものは重く価値のあり,それは人狼が出すのは難しいはず。

そういった考えを持つと,初日の議論で「この人,絶対人狼じゃない」って人が1人や2人は見つけられるはずです。そして恐らくそうやって「村っぽい」人を探すことは,「人狼っぽい」人を探すよりも簡単なはず。「村っぽい」人は人を騙そうとはしていないので。

人狼を探す精度が高い人はこうやって見つけてるみたいですよ。当然これだけではないとは思いますがね

 

もる

 

 

 

 

村騙りと感情票

もるです
週2更新なんていつ以来でしょう。やる気があるうちにパパパっと書いてしまいましょう。
本当はパソコンで書きたかったんですが、パソコンの更新が終わらないのでスマホでポチポチ打っております。誤字脱字があったらご勘弁を。
今日は村騙りについて。今回は『村騙りをする人』ではなくて、『村騙りをされた人』にフォーカスを当てて書いてみます。解釈がたくさんあるないようだと思うのであくまで私見として読んでください。

 

村騙りと感情票

 

以前村騙りについて書いた記事はこちら。

村騙り - もるブログ(ひたすら人狼論)


個人的な考えですけど、私は『村騙りは絶対良くない!』という立ち位置ではないです。霊結果を変えて出して、村人のリアクションを見るとかそういうことは時々やります(でも基本的に夜を超える村騙りはしません。自身で収集付けられない状況でのリスクは大きすぎます)。ただ何度も言うように「村騙りはリスクがある」という事をわかって欲しいですし、信用勝負を始めるのならスタートラインから5歩くらい下がってからのスタートになります。だから村騙りをした上で信用が取れずに感情的になってしまうのはもっての外です。
そして、そこが村騙りが好まれない理由の一つだと私は考えてます。
村騙りが入ると「村騙りを絶対許さない人」と「人狼ならこんな動きはしないだろと考える人」の交わることのない議論が始まることがあります。この議論って人狼ゲームの本線から外れてませんか。自身の好む文化や心情などが議論の表側に来てしまう。こんな議論では基本的には人狼は処刑できないと私は考えます。

確かに確固たる理由を持った上で,最適な状況と確かな実力のある村騙りは有効になることもあるとは思います(それでも100%うまくいくとは言いませんが)。色々試すのも楽しいのもよくわかりますし。だからここれについてはある程度周りのメンバーを見て,判断することが必要かなと。

 

人狼ゲームをする上でメンバーの選択

 

ちょっと話は変わりますけど,人狼ゲームって私は趣味の延長線でやってるんですよね。別に世界一人狼がうまくなりたいとは思わないし,誰とやっても100%勝てるようになりたいとも思ってないです。楽しくできたらそれでいいし,楽しく遊んでくれる人がどんどん増えるなら嬉しいなーと。

何が言いたいかというと,私が村騙りをするときは一緒に遊んでるメンバーに甘えているだけです。この人たちなら,ちゃんと動きの背景を説明すればわかってくれるだろうし、その上で納得できなかったらその理由を説明してくれて,投票してくる。ちゃんと人狼ゲームの枠を超えないで議論をしてくれるので,甘えちゃうんです。仲良く楽しんでくれる仲間に甘えているのです(かといって周りが友達だからやっていいってわけでもないですけどね!)。

要は村騙りは相手にいらない負担を与えてるのは事実です。「村騙りを決めて勝った自分ってすごいだろ!!」が一番に来てしまってはそれはほんとに独りよがりなプレーになってしまいます。どんなゲームでもそうですがTPOをわきまえるのは大切ですよね。

 

というわけで,金,土,日と遊んでくれる皆さんありがとう!

 

以上,もるでした